【明慧日本2014年10月3日】山西省文水県の韓海明さん(70)は2011年4月7日、不当に連行にされた。翌年までずっと監禁された後、懲役3年6ヵ月の不当判決を受け、晉中刑務所へ送り込まれた。
今年4月4日以降、韓さんは刑務所内で監視され、会話も禁止された。拘禁中、ほかの人と少し話をしたとして、韓さんは1時間にわたって滅多打ちにされ、脳出血に至って危篤に陥った。
拷問の実演:滅多打ちにされる
入院中、韓さんは治療を受けながらも、手足に枷をかけられた。最終的に、医師に半身不随と宣告された。韓さんは治療による一時出所を申請したが、刑務所側は却下した。それ以降、意識がもうろうとし、言語障害のほか、体に激痛が走ったり、手足が震えたり、頭部に血が滲んだりする症状が出た。
4月7日、韓さんは手術を強いられた。この手術の最中に死の寸前となったが、翌日、病院内で無実を晴らせずに息を引き取った。
韓さんが亡くなった後、刑務所側は韓さんへの迫害の実態を隠ぺいし続けたという。