【明慧日本2014年10月3日】黒竜江省女子刑務所に不当に拘禁されている法輪功学習者・王健輝さん(40代女性)は先月、独房に監禁されていることが分かった。王さんが独房に監禁されている理由は、法輪功を学んでおり、刑務所の労働教養を拒否したことだという。
拷問の再現:独房に監禁される
大慶市の油田総合病院の従業員である王さんは2010年2月28日、勤務中に同市鉄人警察署まで連行された。その後、懲役6年の実刑判決を宣告された。同年8月25日、王さんは黒竜江省女子刑務所に拘禁され、すでに4年目となった。刑務所の中で王さんは、法輪功の煉功を続けたため、長期間、警官と受刑者に殴打され、残酷な迫害を受けてきた。
法輪功を学んでいる40代の王さんは20代にしか見えず、若々しくて美しい女性だったが、刑務所で拷問されたため、現在はすごく痩せていて呼吸・歩行困難となり、50~60代にしか見えない。
先月22日の面会日、家族は朝9時~午後4時まで、ずっと待っていたにもかかわらず、王さんと面会できなかった。
関係者の話によると、「黒竜江省女子刑務所の独房は非常に残酷な拷問を実施している。窓のない暗い部屋に閉じめて、板のベッドはあるが布団はない。トイレも制限され、食事は 一日におかゆ2杯しかない。両手を後ろ手にして手錠をかけられ、足にも枷をかけられて床に放置される。常人なら、このように長時間放置されると、将来寝たきりにならないにしても血尿になるはずである。普通の刑事犯の場合、お金さえ刑務所に渡せば、手錠をかけられずに自由に動け、布団も食べ物も欲しい物は何でも与えられるが、法輪功学習者は全てが禁止され、生きて独房から出られる人はとても運がいい人だ」という。
王さんの家族は、「王は8月末に独房から出されたばかりで、健康状態が非常に悪い。再び、独房に監禁されて布団もなく、夏服のままで北方の夜の寒さにどうやって耐えるのか」と語り、非常に心配している。