【明慧日本2014年10月10日】内モンゴル自治区フルンボイル市の法輪功学習者で、元中佐である楊万明さん(57)は中国共産党に懲役7年の不当判決を宣告された。5年間拘禁されて家に帰されたが、わずか4カ月後に再び不当に連行された。先月、楊さんは懲役6年の実刑判決を言い渡され、現在、上訴したという。
楊さんはかつて北京軍区のある司令部通信課の課長であった。1998年に法輪功を学び始め、1カ月後に胃出血、脱肛などの病気が完治し、自ら法輪功の効果を実感した。
しかし、中国共産党による法輪功への迫害が始まってから、楊さんは「真・善・忍」の教え、法輪功は無実であると伝えた。その結果、楊さんはやむを得ず部隊から転業し、2000年の初めからフルンボイル市ハイラル区の移動通信に勤め、何度も本社、支社、市および区に労働模範と優秀個人賞を受賞したという。
2009年3月15日、楊さんは不当に連行された。地元の法曹機関は楊さんがフルンボイル市の政法委員会(610弁公室を直轄する組織)の法輪功に対する迫害のファイルを暴露したとの理由で懲役7年の判決を宣告した。昨年12月14日、楊さんは解放された。
今年4月2日早朝、楊さんはマンションの下で地元610弁公室、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)および街道の関係者に連行された。警官らはパソコン、USBメモリなどの私物および1万元(およそ15万円)あまりの生活費を押収した。
楊さんの妻は夫のために上訴し、さまざまな苦難に遭った。北京で博士在学中の息子もよく中国共産党関係者の嫌がらせを受けている。わずか4カ月で一家は再び離散してしまったという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)