【明慧日本2014年10月14日】遼寧省の鳳城市裁判所は先月23日、法輪功学習者・金彪さん(30)に対して開廷した。
開廷前、裁判長は金さんの弁護士にいくつかの「言及してはいけない」内容を伝えた。さもなければ、弁護を中断させると脅した。しかし、弁護士はまったく恐れず、公正な弁護をする意志を伝えた。
法廷で、金さんは法輪功の「真・善・忍」の教えに従い、心身ともに恩恵を受けたことを伝え、さらに警官の脅迫のもとで書いた「反省文」を破棄し、法輪功を続けて学ぶことを表明した。
検察側は金さんがインターネットで法輪功の資料をダウンロードしたという、いわゆる「証拠」を出した。金さんの弁護士はすぐに、盗聴や盗見は違法であると指摘した。また、「信仰の自由」に基づいて金さんの無罪を弁護し、直ちに金さんを無罪解放することを要求した。最終的に、裁判長は休廷を宣告した。
金さんは7月2日午後3時ごろ、自宅で携帯電話からインターネットに繋いだ時、丹東市のネットスパイに監視され、地元の公安局鳳山支局の警官に不当に連行された。金さんは現在、鳳城市留置場に拘禁されている。