【明慧日本2014年10月16日】チェコの著名な芸術家たちは6日夜、首都プラハの聖アンナ教会で音楽会を開催した。この音楽会を通して、中国共産党による法輪功への迫害、および法輪功学習者を弁護した高智晟弁護士の境遇に関心を寄せるよう、チェコの人々に呼びかけるという。
音楽会を開催し、法輪功への迫害停止に声援を送るチェコの芸術家たち |
2012年にも、同じ趣旨で音楽会が開催されたが、今年の音楽会には更に多くの芸術家が参加した。歌手のマルタ・クビショヴァー氏、ヴィオラ奏者のイトカ・
音楽会には、中国籍の法輪功学習者・郭居峰さんが招待された。郭さんは遼寧省大連市の電気技術者であった。郭さんは法輪功を学んでいるとの理由で、中国共産党当局により労働教養所に拘禁され、20種以上の拷問を受けたという。その後、やっとのことでドイツに逃れてきた。そして全く話せなかったドイツ語を学び、現在は国営企業の電気技術者として働き、人権を尊重されているという。
音楽会で発表する法輪功学習者・郭居峰さん |
郭さんは音楽会で自らが受けた迫害の実態を述べた。そして、「今日の音楽会にとても感動しました。一つひとつの音が、迫害されて苦難を受けている人達を励ましてくれました。中国で不当に監禁されている法輪功学習者にも、この正義の声が届くよう願っています」と語った。
ヴィオラ奏者のイトカ・