【明慧日本2014年10月16日】上海市の閔行(びんこう)区裁判所は14日午後1時頃、法輪功学習者・張紀秀さん(64)に対して不正裁判を開いた。
5月7日、張さんは自宅で警官により連行された。そして、6月9日に逮捕状が出るまで不当に拘禁されていた。
張さんが拘禁されてから、心神喪失状態に陥った夫と病弱の両親は頼れる人もおらず、自立生活が難しくなり、苦境に陥っている。しかし、警官はその実情を知りながらも、容赦なく張さんを拘禁し続け、事実と違う筆録にして張さんに不当判決を下すことを企てた。
正義ある弁護士は張さんの家族に依頼された後、裁判所に張さんへの訴状の閲覧を申請したが、これまで一度も許可されたことはない。それに対し、裁判所側に抗議したにもかかわらず、依然として拒否されている。
かつて2000年2月から、張さんは中国共産党の法輪功への弾圧政策において、労働教養処分などで相前後して3年1ヵ月の獄中生活を強いられた。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)