【明慧日本2014年10月31日】黒竜江省佳木斯(ジャムス)市の法輪功学習者・邱(きゅう)玉霞さん(女性)は中国共産党に迫害され、2011年7月に刑期満了日を迎えて解放された。しかし、帰宅した邱さんは寝たきりになり、全身に痛みを感じ、両足がむくんだ。2年5カ月間、苦痛に耐えた邱さんは昨年12月9日、無念な思いを晴らせないまま死亡した。享年59歳。
若いときの邱玉霞さん
邱さんは生前、佳木斯市第二プラスチック会社の職員だった。1995年11月に法輪功を学び始めてから患っていた頚椎骨増殖、十二指腸潰瘍、リューマチ、腎臓結石、婦人病、神経衰弱、乳腺小葉増殖などの病気が全快した。
1999年7月、共産党が法輪功に対する迫害を開始して以来、邱さんは自らの経験で中国共産党による法輪功の誹謗中傷宣伝を信じている民衆に法輪功は良いものだと伝えたため、何度も不当に連行された。
2000年11月10日、邱さんと娘は北京へ陳情に行ったため労働教養3年を宣告された。2001年1月3日、佳木斯市労働教養所に移送され、各種の酷刑を受けた。
2007年12月13日、邱さんは再び連行されて家宅捜索を受けた。その後、佳木斯留置場に拘禁された。そこで強制労働を強いられ、詳細不明な薬物を注射された。2008年に懲役3年の判決を下され、黒竜江省女子刑務所に拘禁された。そこで15日間、ベッドに手錠で固定されたため高血圧、全身麻痺、歩行困難となった。
長時間、心身ともに苦しめられた邱さんは2011年7月1日、黒竜江省女子刑務所を出所したが寝たきりになった。
寝たきりになった邱さん
邱さんの夫は、巻き添えになるのを恐れて邱さんと離婚した。生前の邱さんの面倒は、娘がみていたという。