文/中国の大法弟子
【明慧日本2014年11月1日】ある日の午前10時ごろ、私は2人の同修と一緒に歩道で歩行者達に大法の真相資料を配り、「三退」を勧めていました。私の手元に2、3冊の資料しか残っていなかったときに、2人の協警員(警察業務を補佐する公務員)が突然来て、私達3人を連行しました。
彼らは私達が逃げられないように道路沿いに座らせ、電話で他の警官を呼ぼうとしました。私は全然怖くなく、冷静に、電話が繋がらないよう、パトカーが来ないようにと正念を発しました。そして他の2人の同修にも一緒にやってと言いました。私は師父に、「師父、弟子達は難に遭いました。師父のご加護をお願いします!」と心の中で言いました。
それから私は2人の協警員に真相を伝えました。私は、「私達は罪がないのに、どうして捕まえたのですか。あなた達は、現在、法輪功はすでに全世界で広まっていると知っていますか。100以上の国に法輪功を修煉している人がいますよ。中国共産党だけは私達を迫害しています。あなた達は今やっていることは、あなた自身や家族に何もいい事がなく、逆に自分達を害することですよ。今日は絶対に連れて行かせません」と真相を伝え、その後また強い正念を発しました。目を開けたら、2人の協警員は動けず、固まってしまい、2人は私達の座っていた方向でなく、別の方向に向いていました。
私は、これが師父に早く逃げるように指示されたことだとすぐにわかりましたので、2人の協警員から逃げることができました。私は走りながら、「動くな! 動くな!」と言いました。なぜなら他の同修達がまだ逃げていなかったからです。私は近くのある病院に隠れ、片手で立掌し、強い正念を発して彼女達を助けようと思い、長い間、正念を発してから去りました。
家に着いてから2時間後、他の2人の同修も留置場から家に帰りました。
彼女達はその後のことを私に教えてくれました。私が逃げた後、しばらく経ってから彼らの意識が戻りました。「どこ? どこ? もう1人はどこ? どこに行ったの? あり得ない……」と言いました。1人の協警員はあちこち走り回りましたが、グルグル回って、どうしてもその場所から離れることができませんでした。またしばらく経ったら、一台のパトカーが来て、彼女達を留置場に連れて行きました。
2人の同修は警察のホールに座らされ、真相資料を全部出すように言われました。十数人の警官が来て、皆が資料を持って部屋の中に入り、同修達は放っておかれました。
しばらくして、一人の警官が出て来て、同修達に、「家に帰ってお昼を食べなさい」といって、連れて来た警官に同修達を送らせました。
面白かったのは、その日の午後、パトカーで私達を捕まえた警官は知り合いの法輪功修煉者の家に行って、「私はあなた達を妨害したくない、法輪功は素晴らしいとわかっているからだ。あの協警員が電話をかけてきたので、しかたがなかったのだ。3人は、資料を配り終わったら早く逃げればいいのに、ずっと同じところにいたからだ。もうちょっと賢く行動したら! 今後は絶対に法輪功を妨害することは二度としたくない」と言いました。