【明慧日本2014年11月1日】山東省青島市中級裁判所(高裁にあたる)は法輪功学習者・陸雪琴さん、劉秀貞さん、崔魯寧さんへの原審判決を維持し、先月22日に3人を山東省女子刑務所に拘禁した。
一審判決で、青島北区裁判所は陸さんに懲役10年、城陽区裁判所は劉さんに3年、李滄区裁判所は崔さんに5年6カ月の判決を宣告した。しかし、3人の弁護士は判決結果が法律に反しており、市中級裁判所に再審を要求した。中級裁判所は610弁公室の支配下で開廷を拒絶し、一審判決を維持した。さらに、宣告後も家族を騙し、1年半、面会をさせなかった。
家族はいろいろ尋ねた結果、3人は先月22日に山東省女子刑務所に送られることを知った。陸さんと劉さんの家族は当日、普東留置場のゲートの外で待機し、3人を乗せた護送車が出てきたのを見て尾行した。家族は高速道路で護送車内の衰弱した陸さんの様子を見た。しかし、警官に気づかれ、高速道路を出たところで車を止められた。陸さんの夫は銃を持った警官にこう釈明した。「私は1年半も会えなかった妻に会いたかっただけです。妻は身体が弱いのです」。しかし、警官は話しを聞くどころか、銃で陸さんを殴打しようとし、車のガラスも壊そうとしたという。