文/海外の大法弟子
【明慧日本2014年11月5日】私がRTC(脱党サービスセンター)で電話をかけ始めてから、すでに1年余りになりました。この一年の電話を通じた修煉経験から私が深く感じたのは、RTCは海外の大法の弟子にとって貴重な「比して学び比して修す」環境です。海外の大法弟子は華人に接触し、電話を通じて直接真相を伝え、法を正す師に手伝って、中国人を済度することができるようになりました。
初めてRTCプラットフォームに参加する時、私は過度に「技巧」を重視してしまいました。私は常人社会で電話販売の管理経験があるので、RTCで電話をかけて三退を勧めることを電話販売と同様に扱ってしまい、常人の行為の状態に陥ってしまいました。自分で電話をかけるときの原稿をまとめ、流暢に数千の字を書いて、まったく今回は問題がないと思っていました。結果は考えてみると分かりますが、私は全く常人の視点で電話をかけて三退を勧めたため、拒絶された例がたくさんあり、電話をかける効果は理想的にはいきませんでした。時には相手にひどくののしられました。私は麻痺状態に陥って、ほとんど電話をかける自信を失ってしまいました。
それから学法や同修との交流を通じて認識を高め、大法弟子が電話をかけて三退を勧めることは普通の電話販売と同じではないと理解できました。出発点、方法と本質など、いずれから見ても、大きな違いがあります。私達の目的は衆生を済度することです。電話で三退を勧めることが成功するかどうかの決定的な要因は、私達のこの物質空間ではなく、他空間にあります。いったん私達に正念がでたら、私達の慈悲心は所定の位置に達し、心性が高まるので、旧勢力は妨げることができず、私達の正念、善と慈悲心はすべてを解消し、私達が人を助ける足並みを誰も遮ることができず、電話をかけることは止められない勢いになります。
この点を理解した後、私は普段から心を静めて学法し、自分をよく修煉しました。電話番号を受け取った後、電話をかける前に、私は衆生済度を邪魔するすべての悪い生命、悪い原因を存分に一掃するように、少なくとも15分間発正念します。それから、自分の心理状態を調整して、神聖な心理状態で、電話を掛けます。
主仏との誓約に署名して、この世に来て師が法を正すことを助けるために、千万年もの間もこの一瞬のためであり、共産党に毒された衆生が壊滅の深淵に近づいている時に、大法弟子は彼らを救うのです。私は自分の他空間の体が高く大きくて比類がないのを見ました。師父は私を慈悲に加護し、うまく電話をかけられるように励ましておられ、すべての宇宙の神は目を凝らして大法の弟子の振る舞いを見ていました。電話の向こうでは、助けを待っている人の一面が大法弟子に救われるのを待っています。しかし、世間の人の共産党に毒害された思想と業力で構成された体は、彼が助けられることを妨げ、同時に旧勢力は同じく一生懸命に衆生が助かることを妨げています。私は強大な正念を発して、衆生の救い済度を妨げている原因を一掃しました。私はすべての電話番号の後ろにいる人の明らかな一面に対して、「衆生よ、主仏は私にあなたに電話をかけさせてあなたを救おうとしておられます。あなた達がこれを大切にすることを望みます!」と言いました。
それから、私は電話をもつと、神聖な感覚が自然に発生しました。私はこれが師父の計り知れない慈悲だと感じました。師父はそれらのまだ助かっていない衆生に一度の機会をくださったのでははありませんか? 人を助けておられるのは師父です、私はただ少し口を動かしただけでした。
このようにして電話をかける時、私は明らに師父の助けを感じて、多くの言葉が自然に出て、知恵はいつまでも絶えず、本当に「口中の利剣齊しく放つ」[1]のようでした。衆生はとても快よく三退して、真相を聞き、助けられました。
ある人ははじめ私を罵って、電話を切りました。私は水のように気持ちが落ち着いて、また電話を掛けるときに強大な正念を出しました。私は「あなたは私を罵ってまだ真相を理解していませんが、災難が来る時、あなたは私に感謝しますよ。私は佛を修煉していますから、あなたを陥れあなたを害することはありません。これはあなたのためです。あなたは地震、洪水、急性伝染病などに出逢う時に無事に過ごすことができ、あなたは一銭も要らないのです」と言いました。私は相手の抵抗する心を取り除き、引き続き「どうして三退するのでしょうか? 歴史上で共産党は悪い事を多くやりすぎたため、神はそれを清算しようとしています。もしあなたが三退しなければ、共産党に代わってそれの悪い事を引き受けることになります。今すでに1億7千万の同胞が三退しました。私はあなたにめでたい名前の「万順」をつけて、あなたが万事順調になるように、あなたの命が助かって平安が守られるよう三退を手伝います。いいでしょうか?」というと、先ほどとは別人のように、直ちに三退に賛成してくれました。それから、私は彼に法輪功の真相を伝えました。このようにして一人の命が救われました。
電話をかけるとき、相手の態度は自分の心理状態を映す鏡だと感じています。自分に闘争心がある時、聞き手も言い争いを始めます、自分が常人の安逸心に執着する時、電話の相手もカラオケルームで歌を歌っていても、時間がないと言いわけします、自分に自己を実証する心があるときに、相手は三退しません。自分の状態が良い時、相手はとても快よく三退し、真相を聞いてから、大きな声で「法輪大法が好きだ」と叫ぶ人もいます。
神聖な心理状態で電話をかけると、正念の威力が現れてきます。私が悟ったのは、学法や煉功や発正念も同じであり、神聖な心理状態で三つのことをしっかり行えば、「神」のようにできます。師父は「これが法だから、心の持ちようが正しくなければ、法への思いが正しくなければ、見せてくれるものが違い、表し方も違います。場合によっては何も見せてくれないのです」[2]と説かれました。また「もしも、みな一人一人が心から法を認識することができれば、それこそが威力無辺の法の体現であり─強大なる佛法のこの世での再現なのです!」[3] とも説かれました。
私達は永遠に機縁を大切にして、残り少ない時間の中で、精進また精進して、自分の先史の誓約を果たして、私達に大きな期待を託した衆生を失望させないようにしましょう!
注:
[1] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「快講」
[2] 李洪志師父の経文:『世界法輪大法デーの説法』
[3] 李洪志師父の経文:『精進要旨』「警告の言葉」