【明慧日本2014年11月12日】遼寧省阜新市公安局・刑事警察隊の隊員である法輪功学習者・高雨民さん(40代)は、1年近く不当に拘禁され、懲役5年の不当判決を宣告された。高さんは上訴したが、依然として3年6カ月の判決を言い渡された。上訴しても受理されない状況の下、高さんは20日あまり断食をして迫害に抗議した。最近の情報によると、留置場側は弁護士や家族に知らせないまま、高さんを瀋陽市大北刑務所に移送したという。
高さんは警官として勤務し、20数年が経過した。高さんは仕事がよくでき、殺人犯を逮捕して二等の功績をあげたことがある。
昨年11月6日、高さんは地元彰武県彰古台鎮で法輪功の資料を配っていた時、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の関係者に不当に連行され、迫害を受けた。高さんは60日近く断食をして迫害に抗議し、重体に陥ったため「重病のための服役中の一時出所」 の許可が下り、解放された。
今年2月21日、回復したばかりの高さんは再び彰武県裁判所まで連行された。さらに3月14日、不正裁判が行われ、懲役5年の判決を宣告された。高さんは上訴し、市の中級裁判所(高裁にあたる)は案件を彰武県裁判所に戻し、再審することにした。
高さんの家族は北京の弁護士を雇い、法廷で弁護士は高さんの無罪を弁護した。高さん自身も彰武県の法曹機関が自分に対して行ったことは違法であると述べた。しかし、高さんは懲役3年の判決を言い渡された。
高さんは市の中級裁判所に訴え、再び断食で迫害に抗議しているという。