文/中国の大法弟子
【明慧日本2014年11月20日】以前、私はいつも同じ夢を見ていました。ある夜、全く人のいない荒れ野原で道に迷い、東西南北の方向が分からなくなり、家に戻る道もわからなくなりました。恐怖を感じながら、自分の感覚に頼って歩くと、深い溝が目の前に現われました。引き返して歩くと、山の様々な方向の荒れた草の中から突然、凶暴で巨大なライオン、トラ、チベット犬のような野獣がたくさん飛び出してきました。そのスピード、パワー、人に対する攻撃性、残忍性は人間の世界の野獣を超えていました。私は胆が潰れるほど恐ろしくて、目が覚めてしまいました。
私は、この根本的な原因は恐怖心が取り除かれず精進しておらず、法を正す進展から外れたことがわかりました。この状況が何年も続き、ずっと突破できずに苦しんでいました。
私は生まれてから臆病で、いつもこれは生まれ付きなので、前世の何らかの原因によるものだと思っていました。前世から胆量が小さいのは、旧勢力に按配されたはずです。師父は「ひいては全ての大法弟子の一挙一動、一言一行、あなたが考えている事までただで済むことではありません。将来これらを見れば、全ては相当綿密に按配されていると分かります。わたしが按配したのではなく、それらの旧勢力が按配したのです。」[1]と説かれたことがあります。
私は、旧勢力が私達の全ての行動、思想を按配できるなら、時間が経つと私達の思想、観点、執着心など、旧勢力が望んだ通りになってしまうと思います。
私の頑固な恐怖心は、旧勢力に按配された巨大な難だとわかりました。師父は説かれましたが、恐怖心は修煉者にとって難関です! ただし、生まれ付きか、旧勢力に按配されたかにかかわらず、大法修煉は人間の本性を変ええることができます。そうでなければ、人間はいかに佛に修煉できるでしょうか? ただ自分の修煉が到達していないのです!
法を学ぶ以外に、私は近年、明慧ネットのおかげで同修達のたくさんの交流文書を読むことができ、たくさんの収穫がありました。多くの同修達は巨大な苦難を経験し、ひいては命をかけた物語を読み、そのような波瀾万丈の経歴、心に刻みつける覚悟、これらはなかなか見る機会がなく、感動深い文章が長期的に、しかもほぼ毎日新しい文章が更新され、尽きることはありません。これは人類の歴史上唯一のことであり、法を正す時期の修煉でしかありえないことです! いつも心から大法弟子の偉大さを深く感じ、師父のご加護により明慧ネットで交流できることに感謝しています!
同修達の文章により、私は法を実証することとは何かについて、別の角度から理解できました。例えば、最近明慧ネットに掲載された『一念を守り、去るか残るかは師父に委ねる(中国語)』という文章には、このように書かれていました。「ある日警官が私に違法な尋問をし、暴力をふるおうとしていました。以前も大法弟子は彼らから酷く暴力をふるわれ、しかも違法な労働教養を科されました。警官がドアを「ガン」と閉めて、暴力をふるおうとしていました。私はその時突然、ある念が頭に浮かび上がりました。私の体には師父から気機と機制を頂いていますので、誰にもやられることはありません。この念を思い出したら、2人の警官の態度はすぐに緩和し、緊張感に溢れた雰囲気も警官の態度に従い、緩和されました。私を座らせて、これは最後の尋問だと言って、ちゃんと協力しないと、裁判にかけられるかもしれないと言われました。また、あれこれ聞かれました、他の同修を裏切ることもさせようとしましたが、私は拒否しました。警官に、「また監禁されたいのか、それとも明日の中秋節で家に帰りたいのか」と聞かれました。最後、私がまだ修煉し続けるのかと聞かれましたが、私は、「宇宙の大法ですので、とことん修煉しますよ!」とはっきり答えたら、二人の警官は急に立ち上がり、「ああ、いい加減にしろ! 早く帰れ!」と言い、ノートを持って逃げていきました。」その翌日、同修は家に帰りました。
私は本当に同修のこの経験に感動しました。ちょうど師父のこの段落の講法を実証しました。「もし困難の前で、念が非常に正しければ、邪悪の迫害や妨害を前にするとき、あなたが言った、正念の強い一言は邪悪を直ちに解体することができ、(拍手) 邪悪に利用された人がすぐに逃げてしまい、邪悪のあなたに対する迫害はすぐ消え、邪悪のあなたに対する妨害を即刻になくすことができます。正しい信念というこの一念だけですが、この正念を守りきることができる人は、最後まで歩むことができ、大法によって造られた偉大な神になるのです。」[2]
過去も法を繰り返し学びましたが、深い印象は残りませんでした。しかし同修の法を実証する経歴により、この部分の法に対する印象が深く残りました。私はこの法に対してますます信じるようになりました。それ以来、私は毎日この部分の法を何回も暗記し、邪悪に対する恐怖心がだんだん少なくなってきました!
その後のある日、私はまた同じような夢を見ました。違っていたのは、あれらの凶暴な野獣が現れた時、私は全く心の準備がなかったのですが、意外にも恐怖心がなくなり、緊張感だけを少し感じました。私は指で飛んできた野獣らを指し、大きい声で「『法輪大法は素晴らしい』と覚えなさい!」と叫んでいました。あの野獣はまずびっくりして、その後退却し、うつ伏せになり、おとなしくなりました! 怪獣の一歩一歩の心理変化、ひいては細かい変化が表情に現れ、大法の力に驚きました!
現在、目が覚めたら、すでに過去のような悪夢の後の恐怖と落ち込みが無くなり、代わりに頭脳明晰で愉快な気持ちです。夢はそれなりにはっきりして、印象が深いのは、自分の元神は確かにあの荒れ果てた低層空間に行って来て、師父はあれらの動物を利用して私を悟らせたことを確信しました。
私は十数年を経て、やっと恐怖の難関から乗り越えたことを幸いに思っています! 私は現在すでに迷わず、永遠に「この宇宙の中で、すべては師父により決定される」という信念を守り、堅信しています!