文/中国の大法弟子
【明慧日本2014年11月20日】 (前の文へ)(次の文へ)
(三)真相を伝え衆生を救い済度することは堅持することが大事
師父は『大法弟子とは何か』の経文の中で「衆生を救い済度し、真相を伝えることに関して、多くの人は深く入り込んで行なっておらず、相手にちょっとだけ説明して、聞いても聞かなくてもさほど気にせず、聞かないなら、またほかの人に説明しにいきます。何を行なっても、首尾一貫して、しっかり行ない、人を救うなら相手が救われるようにすべきです」と説かれました。
真相を伝えることにおいて、私はかつて自分に対して、短期間で目標を達成しなければならないと要求していました。しかし、往々にして物事の始めは思うようにならず、堅持し続けていくうちにやっと転機を迎えることが多いのです。あまり明確な目的だと、暫くやって目的に達しなかったら放棄するかもしれず、また他の事を始めて、暫く経ってまた諦めてしまい、これを繰り返します。もし何年間もこの状態を続けたら、無駄にした時間と失った機縁も多く、振り返ってみると何もできておらず、後悔するのです。
最初は真相紙幣を使う時、普段主にクレジットカードで支払っているし、通勤も車を使用しているので、一週間が終わると数枚しか使っていませんでした。あまりにも少なく、そんなに効果が得られないので、一度は諦めたいと思いました。その後、自分は修煉者であり、数量と影響の大きさにこだわるべきでなく、心を込めてやっていけばいいと考え直しました。今、数年が経ち、外食、車、買い物など、できるだけ現金を使うようにしました。いつも習慣的に1、2枚の真相紙幣を用意しています。私の影響で、修煉していない家族も使うようになって、時に自ら真相紙幣のお釣りを用意してくれます。数年間続けて、使った真相紙幣の数はかなりの数になりました。
携帯を使って録音電話をかけることも、初めは効果がよくありませんでした。毎日出勤すれば仕事に追われ、仕事が終わって家に帰ったら子供の面倒も見なければなりません。安全も配慮して、会社と家では録音電話をかけられません。これによって、一日に数10通の電話しかかけられず、通じるのは10数通に過ぎません。その多くは少し聞いただけですぐ切ってしまい、最後まで聞いてくれる人はほんの僅かで、三退を表明する人はなおさらいません。この状況を前にして諦めたいと思いました。しかし、最後にやはり自分は修煉者だと考え、数量と影響面を気にすることなく、心を込めることが肝心だと改めて思うようになりました。それに自分の電話で三退したかどうかを気にする必要はなく、世の人に神の使者からの声を届け、将来ほかの大法弟子に救われる種を撒いておくことが重要だと思い、続けてきました。今、3台の携帯を同時に使って録音電話をかけています。一日300通くらいかけることができ、通じるのは100通以上で、全部聞き終える人も少なくなく、その場で三退する人もいます。一カ月で3000通の電話をかけることができ、一年にかける人数はかなり大きいです。現在、3台の携帯で録音電話をかけることは、毎日の通勤で行う最も重要なことになりました。
以前、通勤中の渋滞にいつもいらいらしていましたが、今は大好きです。渋滞すれば、車が多いし、人も多く、安全度が高まるだけでなく、通勤時間を延長することによって、更に多く電話をかけられます。以前、会社へ行くのに、しょうがなく行く気持ちがありました。今は心から行きたくなり、会社へ行けば時間を作って明慧ネットの資料を整理することができます。
これらの事を通して、「三つのこと」は任務ではなく、私の仕事であり、生きる根本の意味でもあり、最も大事なことだと深く感じました。
通勤の道で真相録音電話をかけ、会社で時間を作って明慧ネットの資料を整理し、普段真相紙幣を使って、毎晩子供が寝た後に正念を発し、毎朝正念を発し、煉功、学法して、他の時間に機会があればいつでも真相を伝えています。これが今の私の生活です。しかし、よく色々な事に遭って、これらのことができないよう妨害されます。ですから毎日、自分に心性を高めるように要求し、同時にこれらの妨害を克服し、できるだけこの道から離れないようにしています。これは私の仕事と生活であり、自然で静かで、充実しています。たとえ自分がこの道を一生堅持していかなければならなくても、このまま歩んでいくことができると分かっています。
(続く)