【明慧日本2014年11月27日】G20サミットの期間中、オーストラリアの法輪功学習者が開催地であるブリスベンで法輪功迫害の元凶の裁きなどを求める活動が、マスコミと民衆の関心を集めた。その活動はサミット終了後も、習主席が豪州に滞在する間ずっと続いた。
習主席が滞在するハイアットリージェンシーホテル周辺で学習者が横断幕を掲げて迫害に抗議する。青い横断幕「中国共産党による生体臓器狩り・売買、及び法輪功学習者を残酷に虐殺し、焼却炉で遺体を焼却し証拠を隠滅することに抗議する」
中国人留学生達の妨害騒ぎに警察が干渉。
横断幕「中国共産党を解体し、迫害を終わらせる」
習主席一行の車が学習者の横断幕の前を通る。
横断幕「法輪功迫害の元凶を法の下で裁く」
学習者達が空港からホテルへ行く道路で習主席一行の車を待つ。
横断幕「法輪功迫害を停止せよ」
警察官が学習者の横断幕を中国の国旗が遮らないように留学生達を監視する。
横断幕「法輪功迫害を停止せよ」
在キャンベラ中国大使館の画策による留学生達の騒ぎを目にした市民達が反感を抱き「オーストラリアでこのようなことが起こるべきではない」と非難した。 サミットが終了する16日、習主席が次の訪問先である首都・キャンベラへ移動することを受け、法輪功学習者たちは朝早くから、ホテルの周辺及び車列の通り道で横断幕を広げ、夜9時半頃にホテルに到着する習主席に講義するためずっと静かに待っていた。しかし、それを知った中国大使館側は、中国人留学生などを集め、横断幕と国旗を広げ学習者達の旗を遮ったり、高音スピーカーで挑発したりしていつもの妨害騒ぎを繰り返していた。警備に当たった警察官はこうした留学生たちに警告した。警告を無視する留学生に対し、強制的に留学生の旗を撤去し、学習者に近づけないようにした。その結果、学習者達は思い通りに習主席一行に横断幕の内容を見せることができた。
中国問題の専門家・凌暁輝博士は「中国共産党は法輪功を迫害し、学習者の生体から臓器狩りすることは、人類の道徳を破壊する行為である」と警鐘を鳴らし、習主席が法輪功迫害の実態に早く目を向け、正しい判断を下すべきだと述べた。
デザイナーのリサ·クロスリー(左)さんは「オーストラリアでは人権が当たり前のように保護されているのに対し、中国は真逆のようだ」と驚き、迫害が早く終わることを祈ると語った。。