【明慧日本2014年11月28日】天津市の塘沽(とうこ)区裁判所は先月14、24日、法輪功学習者・王桂栄さん(62歳女性)に対して2回不正裁判を行った。王さんは法廷の場で「神韻公演を収録したDVDを配布することは中国五千年の文化を広めることである」と、正々堂々と述べた。王さんの弁護士も無罪を弁護したため、最後に裁判官は裁判をいい加減に終了させた。
王さんは今年5月27日、塘沽区国保大隊(法輪功迫害の実行機関)および胡家園街派出所の警官により連行された。その後、警官は塘沽検察院と共謀して王さんを起訴した。
7月3日、王さんが高血圧を患い、毎日、目まいがしていることを知った家族は心配で、留置場へ行って解放を求めた。しかし、留置場の警官は家族に対して暴言を発し、暴力を振るった。
9月17日、王さんの弁護士は塘沽区裁判所へ行って案件の状況を尋ねたが、裁判官は面会を拒否し「知らせを待つように」と告げた。
先月14日午前、裁判が開廷された時、検察官が神韻DVDについて質疑したところ、王さんは「神韻DVDの内容は中国五千年の神伝文化であり、中国人がなぜ見てはいけないのですか?」と答えたが、その後、検察官らは言葉を発することができなかった。王さんの弁護士も無罪を弁護し、裁判官は何度も弁護士の弁護を妨害した。最後に裁判官は裁判の延期を決めた。
先月24日、塘沽区裁判所で2回目の裁判が行われた。裁判官は王さんと弁護士に発言する時間を与えず、数分間でいい加減に終わらせた。現在、王さんは浜海新区第一留置場に拘禁されている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)