【明慧日本2014年12月1日】中国の習近平国家主席は先月19日、オーストラリア訪問を終えた後、すぐにニュージーランドを訪問しオークランドに到着した。オーストラリア訪問中と同様に、すぐに現地の法輪功学習者の迫害停止と元凶の裁きを求める訴えに遭遇した。宿泊先のスカイシティホテルの外で、学習者達は「法輪功迫害を停止せよ」、「中国共産党を解体し、迫害を制止する」といった内容の横断幕を掲げ、習主席の到着を待っていた。
中国語と英語で書かれた横断幕は通行人などの目を引いた。学習者に尋ねたり、資料を読んだ人は、迫害の実態を知って驚きと怒りを表した。ある人は法輪功を更に知ろうと思い、法輪功の主要書籍『轉法輪』を読むと話した。またある人は「よくやった。ここは自由に訴えることができるから、頑張ってください」と励ました。警備に当たる警察官も学習者から名刺を受け取り、次回申請する際、良い場所を確保できるように上司に迫害のことを伝えると協力的だった。
法輪功の資料を手に持って学習者の活動を支持するスペインの留学生エドゥアルドさん
市民と対照的な反応を見せたのは、在オークランド中国総領事館が雇った中国人留学生たちだった。習主席がホテルに入り、皆が帰ろうとしていた時、ある留学生は車で学習者の通行を妨害し、バックで轢こうとした。それを目撃した警備員が運転手の留学生を厳しく叱責した。
しかし、このように中国共産党に利用されている中国人留学生に対し、学習者はあきらめずに優しい態度で接し、熱心に説明したことにより、当日、6人が三退をした。