【明慧日本2014年12月4日】南オーストラリア州のポート・アデレード地区とノーウッド市で先月15、22日、それぞれクリスマス・フロート車パレードが行われた。クリスマスの始まりを告げるこのイベントは長年、地域全体で盛り上げる伝統行事である。当州の法輪功学習者は2005年よりずっと参加し続け、今年で10年目となった。毎年、違ったフロート車で登場し、観衆を楽しませている法輪功チームは、その美しさと伝統的なデザインで度々受賞し、中国伝統文化の代表と見なされている。
パレードに出場する法輪功チーム
法輪功チームのフロート車
2か所で行われたこのイベントは、あいにく2日とも雨が降っていた。しかし、参加者の熱意は冷めず、観衆も楽しんでいた。フロート車の上にいる天女、後ろに続く唐王朝と清王朝の衣装を着た法輪功学習者たちは、終始笑顔で観衆と共に喜びを分かち合った。
ポート・アデレードのパレードでは、法輪功が最後尾のサンタクロースのフロート車の前に出場し、サンタと一緒にイベントを最高潮に押し上げた。来賓席を通ると、主催者側が「法輪功のフロート車は多くの蓮の花で飾られています。蓮の花は純潔、高尚、超然を象徴しています。天女達が法輪功の座禅の功法を披露しています。法輪功は中国伝統文化に根付き、真・善・忍を教えとしています」と紹介した。
ノーウッド市のパレードは長く、2時間半も続いた。しかし、天女達は苦を厭わず、終始笑顔でずっと両足を組んで座禅し、功法を披露し続けた。
観衆の中には中国本土から来た中国人も多くいた。来たばかりのある中国人女性が目の前の現実と、中国政府の宣伝が真逆であることに驚きを見せ、携帯電話で撮影し続け、中国のネット友人にも見せたいと話した。