【明慧日本2014年12月10日】北京市の西城裁判所は先月24日午前10時ごろ、法輪功学習者・崔紅さん(50歳前後、女性)に対して約一時間半にわたって不正裁判を行い、裁判官と検察官は休廷中、弁護士に対して人身攻撃を行った。
開廷前、北京市の西城裁判所は崔さんの家族や弁護士に裁判のことを知らせていなかった。弁護士は電話で尋ねたことにより、開廷について知った。家族は裁判所に到着後、入廷を禁じられた。
開廷中、裁判官と検察官は何度も崔さんの発言を中断した。崔さんは公正な裁判を希望したが、応じてもらえなかった。弁護士は、崔さんの自宅から押収された資料と書籍は崔さんの個人物品であり、裁判官の提出した監視画面では崔さんと証明できないため、崔さんは無罪であると弁護した。
弁護士の発言後、裁判官と検察官は激怒し、閉廷後、弁護士に対して人身攻撃を行い、弁護士に「家に帰って反省しろ、今の情勢を分かっているのか」などと罵った。
崔さんは6月3日の夜、法輪功の資料を娘と配っていた時、警備員に通報され、西城区阜外派出所の警官に不当に連行され、その後。西城留置場で拘禁された。1カ月後、崔さんの娘は無事に家へ帰った。7月9日、崔さんは北京市第一留置場で不当に拘禁された。
9月26日、第一留置場から西城留置場へ移送され、不当に身体検査を受け、肺に陰があり高血圧やむせぶなどの症状が現れた。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)