【明慧日本2014年12月22日】遼寧省撫順市の順城区裁判所は16日、家族と弁護士に知らせないまま、市南溝留置場で法輪功学習者7人に対して秘密裏に裁判を開廷した。
当日午前9時半頃、拘禁されて半年が経過した法輪功学習者・王家国さん(81歳男性)、李利さん(62歳女性)などの7人が、手かせ・足かせを掛けられたまま入廷した。
また、魏少敏さん(74歳女性)は自己弁護をしている途中、警官2人により強制退室させられた。李さんと王さんの家族は弁護士を依頼したいと要求したが、裁判官に拒否された。
裁判は5時間近くに及び、午後2時半に終了したが、結果は宣告されなかった。
撫順市では6月20日、法輪功学習者17人が不当に連行されている。
連行当日の午前9時10分頃、李さんたち3人が王さんの家を訪ねた時、周りで見張っていた私服警官に身柄を拘束された。警官らは王さんから鍵を奪って部屋に侵入し、周玉芳さんたち5人を不当に連行した。
午前12時半頃、新撫区支局・福民派出所の警官は学習者・徐秀清さんの自宅に侵入し、徐さんと林玉珍さんなどの学習者4人を不当に連行したという。