【明慧日本2014年12月28日】遼寧省本渓市の明山区裁判所の裁判官は、法輪功学習者・孫淑瑜さんに弁護士を依頼することを諦めさせ、不当判決を宣告しようとした。
孫さんは7月17日に連行され、本渓市留置場に拘禁されている。家族は孫さんのために弁護士を依頼した。明山区裁判所側は弁護士と家族に、今月8日9時に開廷することを知らせた。
しかし開廷前に、裁判官は孫さんの家族に「弁護士の委任契約を解除すれば懲役3年、解除しなければ懲役5年の判決を宣告するぞ」と脅迫した。家族は裁判官の言葉を恐れ、孫さんに「弁護士の委任契約を解除するように」と言ったが、孫さんは断った。
開廷当日の午前11時半、孫さんの弁護士は開廷を要求したが、裁判官は「パソコンが壊れた、今日は開廷できない」との理由で開廷を取り消し、本渓から離れた。しかし、孫さんは留置場に送られず、裁判官の指図で家族と面会し、弁護士を解任するよう迫られた。最後に、孫さんは弁護士を依頼することを諦めた。
現在、孫さんに対する再審の日程について、まだ分かっていないという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)