文/遼寧省の大法弟子が口述 同修が整理
【明慧日本2014年12月28日】私は玉蓮といいます。東北のある小さな町の大法弟子です。ある日、私は同修と一緒に交流会に歩いて行く途中、地元の派出所から十数メートルの所で、真正面から走って来た自動車にぶつけられ、2人とも4、5メートルほど先へ跳ね飛ばされました。私は頭と背中を地面に強く打ちつけ、激しい衝撃で昏迷状態になり、頭が真っ白になりました。同修は私より軽傷でしたが、それでも顔中血まみれでした。
同修が先に気がつき、周囲の人々が急いで救急車を呼ぼうと口々に言っている様子を見て、直ぐに言いました。「大丈夫です。私たちは大法弟子です。見守って下さる師父がいらっしゃいますので、病院に行かなくても大丈夫です。運転手さんに面倒をかけないでください」。同修は何度も繰り返しました。
私も気がつき、同修の話を聞いて、自分も思いました。「私は大法弟子です。私は立ち上がらなければならない。人々の笑い者になってはいけない。師父は私たちを見守ってくださっています!」 ここまで考え、私は力を振り絞って身体を起こし、「私たちは大法弟子です。本当に大丈夫です。運転手さんにご迷惑をかけないでください。病院に行かなくても、家に戻って煉功すれば直ぐによくなります!」と言いました。
運転手とその場にいた人々、そして4人の若い警官は私たちの言葉を聞き、感動して泣きながら言いました。「あんなにひどい傷を負っているのに、それでも他人に迷惑をかけないように考えるなんて、大法弟子は本当に良い人ですね!」
運転手は泣きながら私たちに言いました。「毎日、あなたたちが『法輪大法は素晴らしい』と言っているのを聞き、今納得しました。法輪大法は本当に素晴らしいです。大法弟子は本当に良い人です!」
ある人が電話をかけ、救急車を呼んでくれました。その時、私たちは車にぶつけられても、これにより大法を実証し、衆生を救うこと、そして良いことに変えようと決心しました!
病院に到着して、救急室に送られました。私は言いました。「私は注射もしなければ薬も飲みません」。医者は「駄目です。あなたに任せられません。家族の名前と電話番号を教えて下さい。すぐに家族に知らせなければなりません」と言い、私は電話番号を伝えました。
親族たちは情報を聞き、急いで病院に駆けつけました。私に千元を手渡す人もいれば、2千元出す人もいて、私は彼らに言いました。「このお金は要りません。あなたたちも裕福ではなく、これは子供の学費に回して下さい」。ある人はちょうど大学に通う子供がいて、本当に生活が大変で、お金が不足していました。私の話は彼女の心の奥まで響き、彼女はその場で泣いてしまいました。
皆は運転手がお金を出すべきだと言い、私は彼らを止めて、運転手に言いました。「この件はあなたの責任ではありません。私たちは急いでいたので、先に道を通ろうとしたのです。もう行って下さい」。運転手は私の話を聞き、突然私の目の前で土下座し、泣きながら言いました。「お姉さん、本当にあなたのような良い人に会ったことはありません。ここに数千元あるので、ぜひ受け取って下さい」。私は、「いいえ、私は1元も受け取りません。私は修煉者ですので、トラブルがあれば自分の非を探し、真っ先に他の人のことを考えるべきです。あなたも家庭を支えるのは容易ではなく、このお金はしまってください。あなたは共産党や共青団に入ったことがありますか? 入っているならば脱退して下さい。そうすれば将来、天が共産党を淘汰する時、あなたは無事でいられますよ」と言いました。運転手は少先隊に入ったことがあると言い、私は彼の三退を助け、彼は脱退しました。
この病院に勤めている身内が、「うちに泊まりに来てください」と言い、こうして、私は直ぐに退院手続きをしました。
彼女の家に5日間泊り、その間、法理を交流してから私は家に戻りました。帰宅後、私は全身に痛みを感じ、さっそく法を学び煉功に努めました。帰宅後4日目、私は運転手たちに真相を伝えなければならないと思い、資料を持って彼らを訪ねました。ある運転手は私の顔の半分が腫れて青いあざがあるのを見て、それでもぶつけた運転手を許したのを知り、感動して言いました。「早く家に帰って休んで下さい。この資料は私が代わりに配ります」
このように、私はこの件を機会に、多くの運転手たちに真相を伝え、災難を良いことに変えました。
その上、車にぶつけられてから、私は頭が良くなったようです。以前、理解できなかった、師父のおっしゃった宇宙の構造に関する法理が分かるようになりました。大法は本当に不思議です!