【明慧日本2015年1月20日】遼寧省阜新(ふしん)市の法輪功学習者・呉俊和さんは検察官だったが、法輪功を学んでいるとの理由で解雇され、さらに労働教養2年を宣告された。
呉さんはかつて、同市阜蒙県検察院の検察官で、人柄がとても良く、人に優しく接していた。今でも、検察院の知り合いの警察官たちは呉さんのことを「とても良い人だ」と言っている。
呉さんは若いころから、心臓病、腰椎椎間板ヘルニアなどの病気を患い、苦しんできた。しかし、法輪功を学び始めた呉さんは、法輪功の「真・善・忍」の教えに従って己を律し、法輪功の5式の功法を練習し、知らないうちに病気は消えた。
しかし、元気になった呉さんは法輪功を学んでいるとの理由で解雇され、労働教養処分を受けた。
昨年3月、呉さんは再度、連行されて拘禁された。
同月20日、阜新市委員会の書記は「法輪功迫害を停止してください」という電話を受けた。しかし、その書記は公安局に「法輪功学習者らを捕まえろ」と命じた。そのため、10数人の法輪功学習者が警官により連行された。呉さんもその中の1人だった。
呉さんは連行された後、借家を家宅捜索され、家にあった現金などの私物を押収されたが、押収物のリストは渡されなかった。
その後、呉さんの案件は2回も検察院から公安局に差し戻されたが、情報筋によると、阜新市政法委員会(610弁公室を直轄する組織)、市公安局が圧力をかけ、検察院は呉さんなど4人の法輪功学習者を起訴したという。
現在、呉さんは県裁判所の不正裁判に直面している。