【明慧ネット2016年1月21日】(明慧日本記者の山東報道により)昨年7月31日から今日まで、中国山東省・徳州地区では、少なくとも136人の江沢民告訴に参加した法輪功学習者が、警官たちの嫌がらせなどを受ける。その内72人の学習者は不当に拘禁され、累計の勾留日数は600日に達する。このような報復行為は、もはや法律に重く反しており、徳州市の学習者は次々と行政再議の意見を出す。
続いて昨年12月24日に、多数の学習者が徳州市政府に出向き、徳城区政府に行政再議を提起した後、昨年12月28日、30日及び2016年1月4日に、またも多数の学習者が徳城区政府、中国共産党中央紀律検査委員会へ郵便で行政再議の刑事告訴状を送った。同年1月5日午後、行政再議書を郵送した学習者が3人で自ら徳城区政府へ法輪功への迫害の真相を伝えに行った。
学習者が徳城区政府のところへ行き、ホールで警備員に来た理由を説明すると、警備員は明らかに命令を受けたようで、江沢民告訴と聞くと態度を一変させ、傲慢な態度を取り、学習者の合法的な行政再議を断った上に、学習者たちを追い出した。
行政再議を求める学習者は、その後に伝達室ヘ行き、610弁公室(法輪功迫害の実行機関)へ電話したが、610弁公室は内容を聞いた後で敏感に反応して、法律に沿って処理しない上に、何回も「あなた達は、政事法律委員会を探しに行きなさい」と言うばかりである。学習者たちは直(じか)に話したいと言ったが、忙しいという理由で電話をいきなり切られた。
政府部門は公平で無いばかりか、政事法律委員会、610弁公室とグループを組んで法律を無視しており、この行為は市民へ大きな失望を与えた。