【明慧日本2015年1月28日】北京市の法輪功学習者・呂尚春さんは昨年9月7日、昌平区の商店街広場で「メッセージ紙幣」を両替したため、連行された。昌平区裁判所は呂さんに対して裁判を行ったが、呂さんは自分は無罪だと主張し続けている。
「メッセージ紙幣」とは、印刷している紙幣のこと。中国共産党がすべてのメディアを制御する中で、真実の内容を紙幣に印刷したもの。国民は自分の伝えたい事実を紙幣に印刷して流通させている。
昨年9月7日午前、呂さんは昌平区商店街広場でメッセージ紙幣をある店主と両替した(自分が持っている1枚のメッセージ紙幣と通常の紙幣を替えた)。しかし、共産党による法輪功の誹謗中傷宣伝を信じている店主は通報した。警官は呂さんを派出所まで連行し、呂さんの200元の通常紙幣とカバンの中にある800元のメッセージ紙幣を押収した。
午後、呂さんは昌平留置場に送り込まれた。その後、昌平区公安局の警官は、呂さんの自宅からプリンタとパソコンを押収した。しかし、呂さんが自分で印刷したかどうかを証明できず、パソコンの中に関連するファイルもなかった。
昨年10月11日、北京市当局は逮捕令状を発付し、呂さんを北京市第1留置場に拘禁した。北京市公安局は2カ月間かけて調査したが、呂さんは無罪を主張している。現在、呂さんは昌平留置場に監禁されているという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)