【明慧日本2015年2月12日】河北省ライ水県裁判所は昨年12月2日午前9時ごろ、法輪功学習者・盧桂芬さんに対して第二審を開廷した。当日午前、北京市の著名な人権弁護士が盧さんを力強く弁護し、廬さんを無罪釈放するよう要求した。
廬さんは法廷で、「法輪功を学んで健康な体を手に入れることができました。そして、『真・善・忍』に従って行動する人こそが、国に役に立つ人です…」と述べた。その場にいた裁判官や検察官は、弁護士やほかの人の弁論を最後まで聞いていた。しかし裁判は、結果が出ることなく閉廷となった。
裁判当日、盧さんに対して二度目の不正裁判が公開されることを聞いた村人や町の住民は、傍聴するために裁判所へ行ったが、ライ水県610弁公室、政法委員(610弁公室を直轄する組織)、県公安局、ライ水鎮や王村郷派出所、郷政府やライ水県社区などの人員に阻止された。1人の住民が裁判所の門に近づいたところ、警官は彼の襟を掴み、「また近づいたらお前を逮捕するぞ」と言った。住民が「裁判は公開ではないのか? なぜ傍聴できないか?」と聞いたところ、610弁公室の主任は「傍聴できるのは親族だけだ。ほかは入らせない。上からの指示だ」と怒鳴った。裁判所の周囲では密かにビデオを撮影している警官がたくさんおり、法輪功学習者を迫害するための証拠を探し出そうとしていた。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)