文/黒竜江省の大法弟子 馬忠波
【明慧日本2015年2月24日】(前の文へ)
四、自ら経験したことで大法を実証する
1999年7.20日、江沢民を始めとする中国共産党は、法輪功への迫害を始めました。テレビの嘘の報道を見て、私はすぐ家に帰りました。その時、煉功場の人と話しました。「もし大法の本を保護することができないのなら私にください。お金をあげます。でも自分で保管できるなら絶対によく保管してください」と言いました。警察が私の家に来た時、私は本を差し出しませんでした。天地を覆い隠すような迫害の下で一部の人は修煉を放棄しました。こんなに素晴らしい功法なのに、どうして残酷に弾圧するのか、私は納得できませんでした。だから自分が自ら経験したことをもって大法を実証して、人に法輪功は正しいもので人を救う大法であることを伝えたくなりました。
北方大腿骨頭壊死症研究所での診断
2000年3月、私はハルビンの北方大腿骨頭壊死症研究所へ行って、自分の医療記録CTフィルムを取り返しました。その時、私を診断した研究所の所長と会いました。私が歩いて来たのを見た所長と医師たちはびっくりしました。「あなたは二期の両側大腿骨頭壊死症に罹っていた患者ではありませんか? あの時、地面を這っていた人でしょう? 今は歩くことができるのですか?」と言うので、「私は歩いて来ましたよ!」と答えました。医師は驚いて、私が歩いて入ったことを完全に覚えていなくて、「歩いて見せてください」と言いました。私は部屋の中を歩き始めました。私は自分がどんな家事もできるようになり、家を建てることやアルバイトまでできると話しました。医師が私のことを聞くと私は笑うだけでした。「どうしたことか早く話してください」と言いました。張医師はすぐ私の医療記録を探しましたが、私が一回分の薬をもらったという記録だけだったので、「これは決して薬の効果ではありません。どうしてよくなったか早く話してください」と言いました。
私は真面目に「私は法輪功を修煉してよくなりました」と言いました。ちょうどそのとき、隣で皮のコートを着て診察を受けていた警官がすぐ私を押しながら「あとで一緒に警察署へ行きましょう、どうして法輪功のことを話すのか?」と言うので、「話すことも禁止ですか? これは事実です」と言いました。張医師もすぐに「確かにこれは事実だ、認めなければなりません。まるで奇跡です」と言いました。その警官も聞いて静かになりました。張医師は私にCTスキャンでもう一回検査して、私の脚がどうなったかを見ると言いましたが、私は「もうよくなったのに、なぜ無駄にお金を使うのですか?」と尋ねました。すると張医師は「お金はいりません」と答えました。
私は「それなら私も別に心配することもありませんが、まるで自分が法輪功を学んでいるのにこの功法を信じていないようですね」と言いました。部屋の中にいた数人の患者たちは、私がかつて人に背負われてきたのに、今は良くなったと聞いた後、みな私の大腿骨頭がどのくらい回復したか知りたくなりました。「お嬢さん、CTスキャンしてみてください。私たちもどうなったか知りたいから」と言い、みんなの説得の下で私はCT検査を行いました。検査が終わってから医師は初めて来たとき診察したときのものと比べてみましたが、二つのものが一致しているのを発見して、「あなたの脚はよくなっていないじゃないか? 大腿骨頭はまだぼろぼろになっているジャガイモのようだ」と話しました。検査では私の大腿骨頭は変化がなかったのに、私の行動は自由自在になっていたのです。医者は歩かせたりしゃがませたりしましたが、大腿骨頭に何の異常もありませんでした。張医師とCTフィルムの証言がなければ、現場にいる医者や患者のみんなが信じるわけがありません。私は「法輪功は素晴らしいです。あなたが信じるか信じないかですが、信じれば、あなたは保護されます。CTフィルムで大腿骨頭壊死症があるかないかは私と関係ありません。事実私は走れるし、痛くなければいいのです。私は、自分が痛くないことを分からないはずがありません」と言うと、医師も、「そうそう、あなたが痛くなければいい。CTフィルムがどうなっても関係ない」と言いました。
事実を前にして、一人の医師は、「法輪功で確かに病気治療ができます」と言い、もう一人も「なるほど、さもなければなぜこれほど多くの人が学ぶでしょうか」と言いました。医師は、「法輪功がこのような奇跡を表したのに、テレビでは法輪功で病気治療できるというのは嘘だと宣伝しています。あなたは立ち上がって正しいことを言いませんか?」と話しました。私は「もちろん、やります」と言いました。
私は北京に陳情に行くことを決めました。父は私が北京に陳情に行くと聞くと、嬉しそうに「誰も行かなくても、あなたは行くべきだ。あなたの命は大法がくれたものだから。あなたが北京で死んだとしても、私は後悔しない。あなたが半身不随になっているときに死んだと考えるから」と言いました。家族は北京までかかる費用を人から借りました。わたしは先に民衆の陳情を受け付ける場所に行って、騙された人たちに自分のことで真相をつたえようとしました。民衆の陳情を受け付ける場所に着いて、CTフィルムと診断書を彼達に見せたあと、そこの人たちに「政府はなぜ嘘をついて、法輪功は病気を治療することができないと言うのですか?」というと、ある人は、私が陳情に来た法輪功の学習者ということを知り、610 弁公室に電話をかけ、人を呼んで私を610 弁公室に連れて行き、また警察署に電話をかけました。警察から2人が来ました。彼らは私を阿城警察署に連れて行きました。以前の私は歩く時、片足は少し引きずっていましたが、あの日は階段を上る時と下る時に少しも引きずらず、脚が正常になったことを発見しました。私が自分の状況を説明したあと、警察署の人は郷、村、生産大隊の役所へ電話をかけてこのような人がいるかと尋ねたら、いるという返事でした。役所の人達は電話で、「この人はもともと大腿骨頭壊死で半身不随だったが、法輪功を修煉して回復しました。彼女の家は貧しくて治療するお金がなく、家も売りましたが、いくら治療しても治らないので、実家に帰りましたが、その後、煉功して回復しました」と積極的に説明してくれました。
警官達は本当のことだったと知り、私が持って行ったCTフィルムと診断書を見て、電話を掛ける勇気がなくなりました。受け付けの警官は「これは本当の事だ。私も功徳を積まなければならない」と言いました。彼らは私を留置場に拘禁するはずでしたが、受け付けの人はCTフィルムを見て、本当の事なので、法輪功が良いものだと知りました。功徳を積むと言ったのも彼でした。私は彼に「法輪大法の本を大切に保護することも功徳を積むことですよ」と言いました。
もう一人の警官は「あなたは深くハマったね」と言うので、私は法輪功から多くの恩恵を受けたと答えました。外にいる警察官は「この法輪功の学習者はどこで捕まえられたの?」と尋ねました。中にいる人は「捕まえられたのではなく、自分からきた」と言いました。外にいる警察たちは大いに笑いながら、こう言いました。「法輪功はすごい。捕まえたくても捕まえられないのに自分でよく来たね」。受け付けの人が私に「私も本を読んだことがあるけど、五十肩が治らないのはなぜですか?」と聞きました。私は「本を読むだけではなく、真、善、忍に従わなければなりません」と言いました。彼は何回も繰り返して「私も功徳を積まなければいけませんね」と言いました。
私をどうするかについて、警察署で2時間の会議が開かれましたが、最終的には、私を帰らせることになりました。家に帰ったら、舅の身体に奇跡が起きました。元々、舅の足には大きなこぶがいっぱいで、股から足首までありました。杖をついて、病院に行って20日経っても治すことはできませんでした。脈管炎が血栓になっており、治療するほど病気が重くなるから足を切断するとお医者さんは言いました。舅の病気も私と関係があると私は思いました。邪悪は舅の病気を利用して私が陳情しに行くのを邪魔していたのです。私は舅の面倒を見なければなりませんでした。私がこの心を捨てて、法を実証し、向上すれば、この難もなくなり、舅の病気が自然になくなります。私は陳情に行くことにしましたが、そうすれば、姑の面倒を見る人がいなくなって、彼が頭にくることになりますが、「私の身体に奇跡が起きたので、正しいことを言わなくてはなりません!」と言いました。舅は「確かにそうですね!」と言って、私が行くことを許しました。実際は私が帰って2日経ったら、舅の足の大きいこぶがほとんど良くなって、大豆のように小さくなりました。私は「あなたは私が陳情へ行くことを支持したので、恩恵を受けました」と舅に言いました。彼は十分に賛成し、その時から時々大法はよいと言っていました。
(続く)