【明慧日本2015年2月26日】天津市河北区の法輪功学習者・苗鳳玲さん(56)は懲役4年6カ月の不当判決を下され、昨年12月4日、天津市女子刑務所に不当に監禁された。
2012年12月17日、天津市公安局河北区支局610弁公室と新開河派出所の警官は、苗さんの家のドアを力強く叩いたが、苗さんは扉を開けなかった。警官は帰ったふりをして、ずっと隠れていた。苗さんの夫は勤務先から帰って、ドアを開けようとした瞬間、警官達は家に飛び込んだ。警官は家財を押収し、苗さん夫婦と娘を連行した。苗さんの夫と娘は翌日の朝4時に帰宅できたが、苗さんは38日間拘禁された後、2013年1月24日に保証人を立てて帰宅することができた。
1年半後、河北区公安支局は「本件はすでに結束したから、署名すればいい」と苗さんに知らせた。苗さんは家に帰った後、自分に対しての起訴状だったことに気付いた。
情報によると、苗さんは前回連行された時、判決まで至らなかったことで、警官の2年間の賞与に影響が出たという。警官らは報復心から、苗さんを罪に落とそうとしている。
2014年5月12日の裁判で、苗さんは法輪功を学んだ後の体験を語り、無罪を主張した。裁判所は休廷を宣告し、苗さんを帰宅させた。
この期間、国内外の法輪功学習者が関連部門に電話および手紙を通じて、絶えず法輪功が迫害されている事実を伝え、善を勧めたため、この案件はずっと放置されていた。
2014年8月22日、2回目の裁判が終わった後、法廷は停電を装い、口実を作って、「8月29日に署名に来なさい」と知らせた。8月29日、苗さんと夫は河北区裁判所に着いた途端、苗さんの身柄を拘束された。
騙された苗さんの夫は憤って、弁護士に依頼して起訴したが、3カ月間の起訴期限を経過し、裁判所はずっと開廷せず、前回と同様の判決を維持した。
国の法律機関として、法律の看板を掲げながら、終始苗さんを騙していた。
まったく罪のない苗さんは連行され、拘禁された。更に、苗さんが法輪功を学んでいるとして、苗さんの夫が免職された。苗さんの妹が経営している小売店さえ、嫌がらせを受けた。苗さんの子供と夫はひどくショックを受けて、幸せだった家族は苦境に陥っている。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)