【明慧日本2015年2月27日】湖南省湘潭(しょうたん)市の法輪功学習者・楊適怡さん(60歳前後)は2013年1月14日、法輪功学習者・劉立炎さんとともに長沙市寧郷県へ行き、法輪功の資料を人々に配ったとき、中国共産党による法輪功の誹謗中傷宣伝を信じている人に通報され、警官により不当に連行されて寧郷県留置場に拘禁された。
その後、楊さんは懲役7年6カ月の実刑判決を宣告され、昨年10月30日、同省攸(ゆう)県の網嶺刑務所に拘禁された。しかし、楊さんの家族は11月に楊さんが懲役刑を宣告されたことを知った。
楊さんは湘潭市石炭屋の職員だった。1999年7月、中国共産党は法輪功への弾圧を開始した。そのため、楊さんは法輪功を学んでいるとの理由で当局に残酷な迫害を加えられた。1999年7月、法輪功迫害の停止を求めて北京へ行った楊さんは、警官により不当に連行されて所持していた6千元も押収された。
2000年、楊さんは街で人に法輪功が迫害されている実態を話したため、労働教養1年6カ月を宣告され、長沙市新開鋪労働教養所に拘禁された。楊さんは教養所で強制洗脳を受け、奴隷のような労働を強いられながら何度も殴打され、心身共に苦しめられた。
2003年3月、楊さんは法輪功の資料を配ったとの理由で、懲役8年の実刑判決を宣告され、網嶺刑務所に拘禁された。刑務所で強制洗脳・重労働などの迫害を加えられた。
2011年3月9日に帰宅できた楊さんは9月27日午前、警官により自宅から連行され、湘潭市伍家花園洗脳班に1カ月間拘禁された。
2013年1月14日、楊さんは劉さんと三輪自動車に乗って寧郷県道林鎮へ行き、法輪功の資料を配った。2人は通報されて同県公安局の警官により連行され、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)で尋問を受けた。その後、県留置場に拘禁されて採血されたという。