【明慧日本2015年3月19日】黒竜江省鶴崗市の法輪功学習者・黄詩生さん、劉慶福さんは3月10日、江浜農場で法輪功迫害の真相を伝えたときに警官に連行され、拷問にかけられて自白を強要された。
情報筋によると、劉さんは当日午前中に警官に連行され、黄さんは昼頃にバス停で劉さんを待っているときに連行された。二人は江浜農場公安局に連行された。二人は別々に審問された。劉さんは殴られながらも「法輪大法は素晴らしい」と叫ぶ声が聞こえたという。
黄さんはコートを脱がされ、手錠もかけられ、暴行を受けた。黄さんは自分が法律を犯していないのに記録を取られているのはまるで犯人のような扱いだとして、一切質問に答えなかった。そのため、黄さんは両手を後ろに回されて手錠をかけられた。
拷問の再現:暴行される
夜になると、黄さんは両足も椅子に足枷で固定された。このとき50代の警官が入ってきて背中に冷水をかけろと命令した。水をかけてからドア、窓を開けたため、黄さんは風にさらされた。当時室外の気温は零下二十数度だった。その後、警官は外から雪を持ってきて黄さんの衣服の中に入れ、また黄さんに暴力を振るった。
20分間にわたって凍えさせられ、話もできなくなった黄さんはほかの部屋に連れられ再び尋問された。質問に答えることも拒否した黄さんは、最後にいわゆる記録にサインをさせられたが拒否した。激怒した警官は黄さんを懲役9年の判決を下すと言い放った。
一晩にわたって手錠かけられたままだった黄さんは、翌日に警官にドア、窓を開けられて風にさらされ、眠ることを許されず、少しでも眠たくなるとすぐに蹴られたという。
3月11日午前9時30分、江浜農場公安局の警官は黄さん、劉さんを連れて各自宅を捜査した。その後、二人を宝泉嶺農墾公安管理局留置場に拘禁した。黄さんは健康診断に異常があるとして留置場への入所拒否となった。
現在、黄さんは解放されたが、自宅で監視されており、劉さんはいまだに留置場に拘禁されているという。