【明慧日本2015年3月20日】甘粛省白銀市の法輪功学習者・廖安安さん(80代)は1999年7.20日以降、法輪功を学んでいるとの理由で、嫌がらせや脅迫、不当連行、拘留、監禁、恐喝などの迫害を何度も受けてきた。
廖さんは、2002年に2回拘留されて6千元を恐喝された。2006年には尾行されて見張られ、退職金の支給も差し止められた。さらに2008年8月18日に逮捕され、甘粛女子刑務所に5年間、拘禁されて集団暴行、罵倒、身体攻撃、洗脳、監視、睡眠の剥奪、体罰などを受けた他、トイレへ行くことも禁止された。
施設内で、廖さんは歯の不具合で食事が摂れず、これを理由に処罰や体罰を加えられた。また看守は、廖さんが厳寒の中で洗濯をしたとき、寒さのあまりにお湯を飲んだだけで2週間、洗濯を禁止した。
こうして、施設内でひどい拷問を受けた廖さんは、洗脳を強化されて失神し、危篤に陥った。
昨年9月19日、廖さんは室内に侵入してきた警官らにより連行された。そのとき、室内にあったプリンタや現金なども押収された。先月6日、また懲役5年の不当判決を宣告された廖さんは、刑務所に拘禁されたという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)