【明慧日本2015年3月23日】天津市で3月2日、20数人の法輪功学習者が塘沽(とうこ)区の警官らにより不当に連行された。
以下は、1人の学習者が当日、迫害を受けた実態である。
宋恵嬋さんを逮捕するため、数人の警官らは宋さんの実家に立ち入った。
83歳の宋さんの母親が警官らの侵入を拒否したところ、ドアを破壊され、手に大けがを負って大出血した。しかし、警官らは捜索状や逮捕状など何の令状も提示しない状況下で、家を荒らし回ってパソコンや携帯電話など電化製品を押収した。さらに、宋さんは連行されたとき、驚いて泣いている2歳児が一人残された。
家族は警官に抗議して宋さんの釈放を求めた。しかし、警官は横柄な態度をとり、抗議をやめないと家族全員を捕まえると脅し、宋さんを逮捕していないと騙した。
その後も、85歳の宋さんの父親は、娘のために毎日のように警官を訪れて往復した。しかし、これまでに、逮捕の正当の理由もなく、宋さんは塘沽区の趙家地留置場で不当に拘禁され続けている。
かつて宋さんは法輪功を学んでいるとの理由で、2004年に1年3ヵ月の労働教養処分、公職の無断解雇、2006年に15日間の拘留などの迫害を受けたという。