【明慧日本2015年3月29日】遼寧省鞍山市の政法委員会(610弁公室を直轄する組織)、鉄東区政法委、鉄東区裁判所は昨年11月~今年2月までの間、5人の法輪功学習者に対して不当判決を宣告した。そのうち4人に懲役刑を下し、弁護士を雇わなかった学習者の親族には、一切知らせないまま裁判を行った。弁護士を雇った親族に対して、法廷は弁護士の弁護権や当事者陳述の権利を剥奪した。
張運坤さん(女性)は昨年4月12日に逮捕された。鉄東区裁判所は張さんの親族に何も知らせないまま、不正裁判を開き、法輪功のDVD一枚を配ったとの理由で12月に張さんは有期懲役4年の判決を下された。
邢丹さん(女性)は昨年7月21日に逮捕され、2月13日に有期懲役5年の判決を下された。
朱作海さん(58歳男性)は障害者である。片目の失明と左足を骨折後障害を持つ。昨年8月11日に不正に逮捕された。鉄東区裁判所は朱さんの親族に知らせないまま裁判を開き、12月18日に懲役4年の判決を下した。
藺淑雲さん(女性)は、70歳過ぎの独居老人。昨年8月31日に逮捕され、今年1月において、鞍山市政法委、鉄東区政法委、鉄東区裁判所が共謀し、藺さんに対して懲役3年の判決を下した。
鄭国棟さん(男性)は昨年12月4日の夜に逮捕され、今年2月4日、鉄東区裁判所は親族に知らせず、鄭さんに対して不正裁判を開いた。
鉄東区裁判所の刑事法廷の裁判長は「鞍山610弁公室を設立したときに3人いた。俺はその中の1人だ」とわめき立てた。裁判官は「江沢民の言ったことは国家を代表する」と発言した。