【明慧日本2015年4月15日】山東省安丘(あんきゅう)市の法輪功学習者・王海青さんは山東省女子刑務所に拘禁されており、刑務所の迫害よって重い心臓病、下肢の筋萎縮症、重い栄養不良の症状が現われた。それを知った家族は王さんの解放を求めて、近いうちに刑務所へ行くことにしている。
王さんは2008年5月12日、安丘市公安局と城北派出所の警官に連行された。その時、警官が暴力を振ったため、腰部に重傷を負い、両便を失禁。その後、王さんは同市の留置場に拘禁された。
同年10月8日、王さんは不当な裁判で懲役12年の重い判決を宣告され、済南市女子刑務所に収容された。刑務所で警官は王さんにお湯を使用させず、ベッドで眠ることも許さなかった。真冬の12月、雪が降っても、王さんは綿入れの服を着ることも、綿入れの掛布団をかけることも許されず、また、汚れた衣服の着替えも許されなかった。
昨年、王さんは六監区に拘禁され、全身に疥癬・できものができ、現在も心臓病、下肢の筋萎縮症、栄養不良などの重い症状がある。
1999年7.20、中国共産党は法輪功への迫害を開始した。当時、法輪功を学んでいなかった王さんは、強権・暴政を恐れず、北京に法輪功の無実を訴えに行く現地の多くの法輪功学習者たちを見て、心を揺り動かされたが、理解できないこともあった。そこで、学習者たちのことを理解しようと、王さんは『轉法輪』を読み始めた。修煉をする前、先天性心臓病、両手のしびれ、両足の無力感などの病気や症状があり、気性も悪かった。2000年から修煉を始めて間もなく、それらの病気や症状が消え、性格も良くなった。
それ以後、王さんは法輪功を学び続け、法輪功が迫害されている事実を人々に伝えた。そのため、王さんは何度も残酷な迫害を受けた。
2003年6月3日、王さんは子供を迎えに行って帰宅途中、警官に打たれて口から出血した。これを見た子供は驚いて泣き出した。警官は王さんの家の鍵を奪って、家宅捜索を行い、千元を押収した。その後、王さんは安丘公安局に連行され、4人の警官に数時間にわたり殴打された。王さんは腰部に重傷を負い、両便を失禁、目は腫れて開けられず、頭も上げることができなかった。翌日、昌楽留置場に送られた王さんは、死人ベッドに3昼夜縛られ、苦しめられて、息も絶え絶えの状態に陥った。警察は責任を負うことを恐れ、警官は王さんを安丘市に連れ戻し、帰宅させたという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)