【明慧日本2015年4月22日】雲南省の安寧市裁判所は4月8日、法輪功学習者・何其瓊さんに対して不当な裁判を行った。何さんの弁護士は法廷で「法輪功を学んでも、法輪功に関する物品や資料を所有しても、何の罪も犯していない、無罪である」と主張した。
何さんは昨年9月28日、地元の街道事務所の関係者に通報され、郎家荘派出所の警官5人に不当に連行された。その後、市国保大隊(法輪功迫害の実行機関)に連行され、昆明市第一留置場に拘禁された。市検察庁は「法律の実施を破壊する罪」で何さんを不当に逮捕した。
先月の初め、何さんの家族は案件が1月29日に市裁判所に提出されたことを知り、裁判官を訪ね、何さんのために弁護したい旨を伝えたが、拒否された。家族はその後、この案件を弁護士に依頼した。
今月8日午前10時、市裁判所は開廷して何さんの案件を審理した。
何さんは法廷で「法輪功を学んでから、私は健康を取り戻しました。人々に法輪功の素晴らしさを伝えるのは言論の自由です。私はどの法律の実施に違反しましたか?」と問い詰めた。
弁護士も「何さんが有罪の証拠はない」と主張した。
結局、裁判は2時間続いたが、判決は言い渡されなかった。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)