【明慧日本2015年4月27日】遼寧省丹東(たんとう)市の法輪功学習者43人は今月18日早朝、自宅から地元の警官らにより不当に連行された。
警官らの侵入手段は次の4つである。①仮装してドアを開けてもらう②途中で、鍵を奪い侵入する③ドアをこじ開ける④付近で見張り、家族が入った隙に侵入する。
同日夜9時半~翌日早朝までに警官らは東港市、寛甸県、鳳城市の法輪功学習者を不当に連行した。情報筋によると、家財を押収されただけで、連行されていない学習者もいるという。また、農村の学習者は一軒家が多く、連行情報が知られていない可能性が高く、また家族から学習者に連行情報を伝えられないケースもあるという。
18日夜10時過ぎ、学習者・林志艶さんの自宅のドアを不審者がノックし続けた。不審者は「カバンを奪われたので電話を借りたい」と言った。林さんはあやしいと思ったがドアを開けた。すると10人あまりの警官が部屋に侵入し、林さんの両手を後ろ手にして枷を掛けた。さらに、家財を押収した。
同日夜9時過ぎ、学習者・孫永勤さんは車で帰宅途中、私服警官により不当に連行され、車と家のカギを奪われた。10時過ぎ、張小平さんがリビングで本を読んでいた時、10数人の警官は奪った鍵で家に侵入し、張さんと娘を連行した。娘はすでに寝ていて布団の中から連行されたという。
夜10時過ぎ、20人あまりの警官は学習者・陳英娥さんの自宅に侵入し、現金2万元あまり(約40万円)、プリンタ3台、ノートパソコン2台、法輪功の関連資料などを押収した。陳さんは連行された時、コートや靴下さえも身に付ける余裕がなく、現在、丹東市留置場に拘禁されている。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)