文/中国大陸の大法弟子
【明慧日本2015年5月20日】しばらくの期間にわたって、私は同修が発正念に対して十分重視していないことに気づきました。私の所見を以下に述べたいと思います。
1、留置場、国保、裁判所などに行き、近距離で発正念する
本来、近距離で発正念する目的は、幾重にも重なる空間間隔を突破して邪悪を解体する事であり、エネルギー場は強く、威力は大きいはずですが、その結果は大きいものではありませんでした。近距離で発正念する時に、ある同修は切磋琢磨し、ある同修は世間話をし、また市場に来たついでに買い物をするような人もいました。今回は2名の新しい同修、次は5名の新しい同修に出会ったといって、その事を一種の収穫とする同修もいました。もう少し良い場合だと、留置場、国保、裁判所へ通じる道で行ったり来たりして発正念していました。
2、集団学法の時に発正念する
集団学法の時、全世界の統一発正念の以外の時間ではめったに発正念をしません。学法がすむと早々に人を救いに出かけ、発正念という重要なことをおろそかにしてきました。こうして同修が人を救うことが妨害されてしまいました。全国各地では、程度が異なる、大法弟子が頻繁に強制連行されたり、家宅捜索され、ひいては裁判所で刑を言い渡され、長い場合は7、8年の刑を言い渡されたケースもありました。
3、家で一人で発正念する
師父は私たちに集団学法の環境を残して下さっています。しかし一部の人は集団学法に参加したがらず、家で学法しています。ここでも発正念する事がしてもしなくてもよいことになってしまい、やはり時間があれば、学法をしていました。それによって発正念する時間がなくなりました。
4、同修を救うため全体で連携して発正念する
連携が必要になるとさらに難しくなります。もし自宅でグループ学法するのであればまだしも、でなければ連携はとてもむずかしくなります。近距離での発正念の通知をだすと様々な考え方があり…みんな師父の説かれた法を真に理解出来ていないようです。同修の皆さん、発正念について私たちは本当に重視すべきです。
師父はこう説かれました。「正念を発することは全ての人が重要視しなければなりません。なぜならば皆さんが大法弟子であり、常人が大法のために何かを行っているのではなく、大法弟子が法を実証しているからです」[1]。
また師父はこう説かれました。「しかし、全世界の大法弟子が同じ時間帯で正念を発するときの力量は計り知れないものです。ですから、すべての人が強い正念でこのことに対処し、最初からしっかり行なうことができれば、邪悪は今すでになくなっているかもしれません。多くの学習者は妨害されており、このことあのことで妨害されているため、しっかり行なうことができません」[2]。
最後に師父の経文『正念をもって黒い手を根絶する』の以下のくだりでお互いに励まし合いたいと思います。「これ以上邪悪に隙に乗じられないようにし、人間の執着に妨害されないようにしてください。大法弟子が行うべきことをしっかり行い、最後の道をしっかり歩み、正念をもって正しく行いましょう」[3]。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『二〇〇二年ワシントンDC法会での説法』
[2] 李洪志师父の著作:『二〇〇七年ニューヨーク法会での説法』
[3] 李洪志师父の経文:『精進要旨三』「正念をもって黒い手を根絶する」