【明慧日本2015年5月20日】神韻ニューヨーク芸術団は4月15日から21日まで、西宮市の兵庫県立芸術文化センターと東京文化会館で7日間8回の巡回公演を行った。政財界、芸術界の著名人やデザイン業界の著名人が神韻を鑑賞した。さらに、有名な指揮者は広告を見て見逃せない機会だと考え、神韻の公演会場に足を運んだという。
神韻は精巧で美しい中国古典舞踊と歴史や伝記の物語を公演し、迫力のある交響楽団に加え、動きのあるバックスクリーンが生き生きとした舞台効果を表現し、中華5千年の歴史と文化の内容を再現した。日本の観衆は再び中国の伝統文化の博大な奥深さに心震え、続けざまに感動し、「来年神韻がまた来ることを期待する」という声が上がり、多くの日本人がこの感動を共有した。
4月21日、神韻ニューヨーク芸術団の2015年日本ツアーが開幕 |
デザイン最優秀賞受賞者「心の素朴さがすごく伝わってきて心が洗われた」
何度もデザイン最優秀賞を受賞した、関西地方で有名な嶋デザイン事務所代表取締役の嶋高宏さん |
何度もデザイン最優秀賞を受賞し、日本の関西地方の工業広告と商業デザインにおける著名な人物で、また株式会社嶋デザイン事務所の代表取締役である嶋高宏さんは、4月15日に友人と共に西宮市の兵庫県立芸術文化センターで公演を鑑賞した後、神韻の舞台が表わした精神に対してさらに称賛した。「心の素朴さがすごく伝わってきて感動を受けました。見た目が派手でなく、上品でした。心が洗われますね」と嶋さんは実に満足した様子で語った。
神韻の舞台は、とてもいい意味での素朴さの感動を受けた、上品だった、と嶋さんは讃嘆した。舞踊劇『善の力』は特に感動した、と嶋さんは語り、「心の深さがすごく伝わって来て、それがとても印象的でした」と語った。
「日本でもアメリカでもショーが派手になってきています。しかし(神韻の舞台は)派手で『ああ、楽しかった』で終わらずに、心が清らかになるというイメージがありました」と、嶋さんは語った。
最後に、舞台での二胡独奏の美しい音色が忘れられず、「神韻の二胡のコンサートがあったら聞きに行きたい。一曲だけだったので、もっと聞きたかった。中国の芸術は奥が深い」と語った。
有名デザイナー「中国ならでは。色がきれい、とっても」
有名なブライダルファッションデザイナーの桂由美さん |
4月19日、業界で「ブライダルの伝道師」と例えられる、日本の有名なブライダルファッションデザイナーの桂由美さんは、東京文化会館での神韻の舞台を鑑賞した後、中国ならでは、色がきれい、とっても、と讃嘆した。
桂由美さんは日本のブライダルファッション界で最も影響力がある人で、ローマ法王のヨハネ・パウロ2世のために錦織の祭服をデザインした。後半の公演が始まる直前に記者に印象を聞かれた桂さんは開口一番、「それは、やっぱり、すごい」と力強く述べた。
日本やヨーロッパにも多種多様な芸術形式はあるが、神韻の舞台は「ぜんぜん違う」。「中国ならでは」の舞台になっていると感心したようであった。
日本の上流社会や芸術界、芸能界の著名人物が結婚する時、桂由美さんがデザインしたブライダルファッションを多く採用する。「色がきれい、とっても」と、桂さんは改めて強く絶賛して結んでいる。
執行役員「身心感動です」
環境事業企業の執行役員の林正明さん |
環境事業企業の執行役員の林正明さんは4月21日、東京で最終公演を鑑賞した後、抑えようのない感動で鼓動を高鳴らせながら「魂が揺さぶられ、心から感動しました。身心感動です。本当にありがとうございました」と語った。
初めて神韻を鑑賞した林さんは神韻が表現した中国伝統文化の内容に心震え、「心が晴々して、今日はもう何もしないで、このまま家に帰って、家族にもちゃんと宣伝をします」と語った。
林さんは「一つ一つの動き、音楽と映像と、それとダンサーが本当に一体となっていて、これだけの演技をされるには相当苦労しているんだろうなあ、と思い、その苦労を思い浮かべ、感動しました」と語った。林さんは神韻の芸術家たちに「ご苦労様!」と一言言いたいという。
林さんは「僕のお隣の人も涙を流しながらすごく感動していたので、僕ももらい泣きしてしまいました」と語った。
林さんはまた「残念なのは、これだけ素晴らしいものが、中国の方々がなかなか本土でご覧になれないっていうのは、残念な事だなと思いました」と語った。しかし、林さんはまた楽観的に「徐々にやっぱり今、世界が変わりつつありますから」と語った。
林さんは最後に「来年は私の仲間もみんな誘って、チケット取れるかどうかわかりませんけど、みんなで来ようと思います。本当に素晴らしい感動をいただきまして、ありがとうございました」と語った。
指揮者「神韻を鑑賞した事は人生で最高の幸福」
ブルガリア共和国から来た指揮者のストヤノフさん |
ブルガリア共和国から来た指揮者のエストジャノフ・ストヤノフさんは、4月21日、3人の子供を連れて東京での神韻の舞台を鑑賞し、「神韻の舞台を、ぜひ見てください。神韻の舞台のプロ意識はとても抜きんでていて、今日の舞台は本当に私の心を打ちました。感激で胸がいっぱいになりました。本当に神韻に感謝します」と語った。
3歳で歌劇芸術の啓蒙を受けたストヤノフさんがわざわざ子供を連れて世界一流の神韻の舞台を鑑賞したのは、父親として、そして音楽家としての意図があったからだ。ストヤノフさんは「神韻は最高レベルで、世界水準を超越した舞台です。神秘的で奥深く、現在の最も良い舞台です。実は、私の息子は劇場に入る前は疲れていたのですが、鑑賞した後、生き返ったかのように元気百倍になりました。私の息子たちは一生忘れないだろうと私は思います。今日は本当に不思議な体験でした」と語った。
かつて中国でも上演し、経験が豊富なストヤノフさんは「私の人生の中でも不思議な経験がありましたが、今日、神韻を鑑賞して実感したのは、比べるものがないほどの最高の幸せでした」と語った。ストヤノフさんは「今日の音楽は会場に完全にいっぱいになり、舞台上とオーケストラピットでは最優秀な演出がなされ、神韻の芸術家の皆さんの全身全霊の奉仕精神が会場に満ち溢れており、言葉では言い表せません。今日は神が私たちの所にいらっしゃいます」と語った。
ストヤノフさんは、本当に神韻の芸術家の皆さん一人一人に拍手を送り、神韻の芸術家の皆さん一人一人と握手したいと語った。
古典舞踊大家「一冊のすごく素敵な歴史短編小説を読んだような感じ」
日本舞踊の宗家立花流の立花志乃さん |
舞踊の技術と「心性」に注目した日本舞踊の宗家立花流の立花志乃さんは、非常に幸いだったのは友人の推薦により、名声を募って神韻の西宮市での舞台を鑑賞する事ができた事だと言い、「すごく素敵で、ありがとうございました」と語った。
立花さんは「内容が具体的にお話になっていて、すごくきれいで、中国の昔の古典の、古き良き中国のお話になっていて、一冊のすごく素敵な歴史短編小説を読んだような感じ。それもすごくきれいで、美しくて、本当に古き良き中国、現代とは違う、昔の尊敬する中国の思想の素晴らしさみたいな、そういう一冊の短編小説を読んだような感じでした」と絶賛して結んでいる。
立花さんはバックスクリーンにも感心したようであった。現代の技術を取り入れたバックスクリーンと古典舞踊を融合する演出は「すごくて面白い」とひとしきり感心し、「楽しく、感動して」観ることができたと振り返った。立花さんは「『勧善懲悪』というか、すごくそれが人間の基本っていうのかな、昔の思想が日本にも来ているという感じも受けました」と語った。
ミュージシャン「『真、善、忍』の精神は人の心を感化する」
トランペットを教えているミュージシャンの佐復吉弘さん |
トランペットを教えているミュージシャンの佐復吉弘さんは18日夜の神韻ニューヨーク芸術団の東京文化会館での公演を鑑賞した後、「舞踊もすごく鮮やかだった。映像と合わせた音があったりして、映像と演技がリンクしているのがすごく良かった」と語った。
『善の力』の演目に対して佐復吉弘さんの印象は特に深く、「悪い者に対しては『これがいいんだ』と言い続けなければいけない。悪い思想を持った人たちをただ倒すというというだけではなくて、その人たちも救っていくという、その部分がすごく良かったと思います」と語った。
台北駐大阪経済文化弁事処の領事「神韻は評判どおりに素晴らしかった」
台北駐大阪経済文化弁事処処長・蔡明耀さんは10余名の職員と神韻を鑑賞した |
台北駐大阪経済文化弁事処処長の蔡明耀さんは、10余名の職員を引率して西宮市での神韻の舞台を鑑賞した。蔡明耀さんは神韻に対して、中華の伝統文化を復活させたと話し、「神韻の舞台はとても素晴らしい! 5千年の歴史と文化(の精神)を再現し、評判どおり確かに素晴らしかった」と心から感服した。
蔡さんは「(神韻は)芸術と文化を通して、善に対する追及をみなさんに啓発しています。社会は勧善懲悪を必要としていて、もしより多く善事を成す事ができれば、この社会は良くなり、平和になりますが、もしこの悪い勢力がずっと蔓延していたら、平和で自由な生活は失われてしまうでしょう」と語った。
蔡さんは舞踊劇『善の力』に対して敬意を示した。蔡さんは「演目の中で法輪功学習者は徳をもって恨みに対処し、自分に暴力をふるった中国の警官を助け、最後に感化された警官が暴力を放下する物語です。私は敬服し、これは人の心を善念に変化させ、人間の感情や理性を善に導く役割を果たしました」と語った。
蔡さんは神韻の中で、悪行を続けると必ず自らの命を落とすという因果応報が引き出されていると考えた。蔡さんは「佛家では、善事をすれば善に報いられる、悪事をすれば悪に報いられる、善悪因果の応報が来ないのではなく、ただ時がまだ訪れていないだけ、と伝えられています。『不思議な絵筆の物語』の演目の中の、悪人が悪事を働けば、最終的に応報に遭うという物語は、私の心を打ち、深く考えさせられました」と語った。
アメリカの神韻ニューヨーク芸術団は日本での舞台を終えた後、次は韓国の軍浦市に赴き、2015年度の神韻芸術団のアジア太平洋地域での最後の国での巡回公演を行った。