【明慧日本2015年5月22日】世界各国から訪れた8000人以上におよぶ法輪功学習者が15日、ニューヨークのマンハッタンで、法輪功が伝えだされて23周年を記念する祝賀パレードを行った。パレードでは法輪大法デーを祝う一方、中国で未だに続く迫害の停止や、中国共産党関連組織からの脱党も呼びかけた。
パレードは「法輪大法は素晴らしい」「法輪功への迫害を停止させよう」「中国共産党から2億人の脱退を応援」の三つのグループによって構成された。隊列は国連広場を出発し、ニューヨーク市中心の42番街、グランド・セントラル駅、タイムズスクエアを通って、ニューヨーク中国領事館の前まで続いた。盛大なパレードは平和で、力強く、慈悲なるエネルギーに満ち、観光客や市民を惹きつけていた。道行く人々は次々と足を止めて見つめたり、資料を受けとったりした。
国連の職員である女性、ジャミラさんは、「すごく綺麗! 心からあなた達の信じる真・善・忍という理念を分かち合います。あなた達は素晴らしいことをしています。引き続き頑張ってください」と声援を送った。
国連IBVM組織の代表セシリア・オダウヤーさん |
国連IBVM組織の代表セシリア・オダウヤーさんは、「真、善、忍は非常に素晴らしい理念です」「迫害は人々に苦難を与えています。考え方が異なるだけで迫害を加えるようなことは、世界のどこであっても起きるべきではありません」と述べた。
隊列の傍でずっと立ってパレードを見つめていた、ニューヨークの作家シェリル・リー・テリーさんは「法輪功は非常に平和的な功法です。法輪功の人気がどんどん広がっていく様子を見て、嬉しいです。私は彼らが座禅や煉功をしているところを見るのが好きです」と喜びを表した。
医師のウィリアム・ロメロさんは中国文化がとても好きで、「壮観なパレードです。私はこのようなパレードが大好きです」と思わず興奮して話した。
国連で働いている日本人代表・美納子さんは「真、善、忍は普遍的な価値であり、尊重されるべきです。私は法輪功学習者の状況を知っています。迫害が停止する日は来るはずです」と語った。
パレードに惹きつけられていた経済学者ボテロさんと友人らは、「このような盛大なパレードに強い印象を受けました」と称賛し、チラシを指さしながら記者に「彼らはこの法輪功を学んだだけで殺されたのですか」と尋ねた。また「人は信条の自由を持つべき」と強く語った。
40年のキャリアを持つ中国系ベテラン弁護士は、「法輪功は未来中国の希望です。人類の文明は数千年の歴史がありますが、中国共産党は数十年だけで、すぐに消えてしまうでしょう」と述べた。
数年前にアメリカにやってきたレイン・リーさんは、中国にいた時からいつも共産党のインターネット規制を突破して大紀元のウェブサイトを見ており、すでに中共関連組織から脱退したという。「真、善、忍という理念は中国の伝統的な価値観と一致している」とリーさんは考える。
ハルビンからきたばかりのポールさんは、中国で新唐人テレビを通して多くの真相を知ったという。Paulさんは真、善、忍という理念に大賛成だと話した。