文/山東省の大法弟子
【明慧日本2015年5月29日】師父は『洪吟二』「快講」の中でおっしゃいました。「大法の徒真相を講ず 口中の利剣齊しく放つ 爛鬼の謊言を暴き出し 急いで救度して速く講ず」。日々、師父の説法は私の耳元で響き、日々の私の真相を伝える原動力になっています。
私は1年365日(祝祭日、休日を含む)毎日、夫(同修)と一緒に三つのことをしっかり実行しています。そのうえ師父のご加護の下、修煉状態は比較的安定しています。毎日、早朝の3時半に起床して煉功し、朝食後、夫と一緒に真相を伝えに出かけます。夫は耳が悪く、彼が発正念し、私は真相を伝え、2人は上手く協力し合っています。時には彼が家にいて、私1人だけの場合は、三退の効果はあまり良くありません。正念の力を実感しています。
孫の昼食を用意するために、10時半頃に帰宅し、午後は家で学法することにしています。学法の際、私は何も考えずに学法に集中すると、一つ一つの文字が金色に輝くのが見え、見れば見るほど文字がはっきりとしてきて、時には文字が立体的になり、上下の二層に分れ、時には文字が非常に大きくなります。しかも、難関に遭遇した時、法から必ず答えが得られます。
私たち2人は学法を非常に重視しています。私たちは法を暗記したり、法を書き写したりして、夫はすでに8回も書き写しました。毎日、家の門を出ると、私たちは師父の法を正す口訣を暗誦し、『論語』や『洪吟』なども暗誦します。歩きながら、私たちはずっと縁のある人を探しています。師父の法に基いて、自分の責任と使命を深く認識しています。
師父はいつもちょうどいいタイミングで、縁のある人を私たちの身の回りに連れて来てくださいます。私はいつも笑顔で迎え、親身になって声を掛けます。「あなたはすごく優しそうなお顔をしていて、きっと良い人ですね。頭上三尺に神ありと言いますが、今日、お会いできたのは私たちに縁があったからです。大事なことを一つお聞きしてもいいでしょうか?」。相手は「何でしょう?」と笑顔で答えます。「中国人が直面すべき一大事ですよ。『三退』すれば命が助かります」と私は答えます。すでに三退した人なら、私は彼らを祝福し、知らない人には、私は師父の詩『洪吟三』の「真相を探して」を暗誦して聞かせ、その後『九評』の内容を紹介して、大体は、ちょっとした会話で相手は三退を選択します。
真相を伝える場所も、相手も自然に任せています。時には、私を知り合いと間違えてしまう人がいますが、その人も真相を聞きに来られたのでしょう。道を尋ねる人がいれば、私は荷物を運ぶのを手伝いながら道を案内し、途中、真相を伝えます。時には、「あなたはなぜこんなに親切にしてくれるの?」と聞く人もいますが、私は「私の慈悲深い師父から、良い人になり、そして慈悲心から人を助けるようにと教わりました」と答えます。時には、「今日は本当に生きている菩薩に出会いました」と言う人も、また、感謝の涙を流す人もいます。私は大法の威力と、衆生が救われることを切実に待ち望んでいると強く感じます。
バスの中、駅、百貨店、市場、建設現場、路肩、酒席、中国共産党の会議・・・、どんな場所でも、人さえいれば真相は伝えられます。どんな過酷な天候でも、真相は伝えられます。一度、ある中年の女性に真相を伝え、彼女は三退した後で尋ねました。「こんな大雨の中でも、真相を伝えるのですか?」。私は「人々を救っているのは私ではなく、私の師父です。私はただ足と口を動かしただけです」と答えました。彼女は「あなたの師父はなんと素晴らしいお方でしょう。それなら、あなたの師父に感謝します」と言いました。こう言われる度に、私は心底から幸せを感じます。
今年の夏はとても蒸し暑いのですが、私は真相を伝えるために夫と一緒に街に出ました。途中、夫は笑いながら言いました。「真相を伝えるのは私たちの使命だから、ここに来たが、修煉していなければ、お金をいくらもらってもこんな炎天下には外に出ないよ」。私たちは師父の詩『苦其心志』を暗唱しながら歩き、その日の午前中、40数人が脱退しました。
ある日の宴会場で、私は一つのテーブルの全員に真相を伝え、皆が耳を澄まして聞いていました。途中、ある人が「声をもっと大きくして下さい。彼らは聞こえないようです」と言いました。私が振り向いてみると、私の後ろにある二つのテーブルの人たちの大多数が立ち上がり、首を伸ばし、身を私の方に傾けて聞いていました。私は早速大きな声で伝え始めました。最後に、この三つのテーブルの人たち全員が三退し、私にお守りを求めました。この日、私は76人の三退を達成しました。
また別の日に、スーパーの椅子に座っている中年の女性に出会いました。真相を伝え、長く話してから、彼女は三退し、最後に「あなたは私の心に光を灯してくださった。大法の師父に感謝いたします」と言いました。
多くの人に三退を勧め、お守りを渡すと、時にはお金を払おうとする人がいます。私は彼らにそれは無料だと伝えると、感動の涙を流す人もいれば、家にお客として招待してくれる人も、また修煉を始める人もいます。
ある日、私はある社長に真相を伝え、彼は真相が分かってから三退し、私に言いました。「師父は今、どこにいらっしゃいますか? 早く教えて下さい。会いに行きたいからです。二度とこのような師父に出会えないでしょう」。私は「確かにそうです。師父は今、米国にいらっしゃいます。法輪大法が全世界の100カ国以上に広まっている今、中国共産党だけが反対しています。あなたが真剣に学び、真・善・忍に沿って行えば、師父はあなたを弟子として認められます」と言いました。私は彼に同修を紹介し、彼は帰ってから必ず大法の本を学ぶと言いました。
バスの中で真相を伝えるのも簡単です。救われた人が下車し、乗って来る人に私は引き続き真相を伝えます。もちろん、信じようとしない人もいますが、私は様々な角度から、様々な方法で、彼らが救われるよう、彼らの心の結び目を解き放ちます。師父は『洪吟二』の「法正乾坤」中でおっしゃいました。「慈悲は能く天地の春を溶かし 正念は世中の人を救う可し」
(続く)