【明慧日本2015年5月30日】黒竜江省牡丹江市の法輪功学習者・邵燕さん、王麗嬿さん、李慶兪さんは5月12日、地元の愛民分局の警官らに不当に連行され、家財を押収された。
警官はパトカーで邵さんと李さんの頭部をぶつけた。その結果、邵さんの左ひざと足にうっ血が起き、けがをしたという。
5月12日夜9時過ぎ、邵さん、王さん、李さん3人は愛民区興平路の近くで法輪功の文言が書かれた横断幕を掛けたところ、巡回の警官により、市公安局の国保大隊の警官に通報された。その後、警官らは3人を不当に連行し、留置場に送り込んだ。
警官ら十数人はまた王さんのパソコン、USBメモリ、レコーダー、現金2000元あまり、法輪功の関連書籍200冊以上、邵さんと李さんのパソコンなどを押収した。
王さんは迫害に抗議するため、12日から断食を始めた。一方、12日以降、警官らは再び王さんの自宅に侵入し、私物を押収したという。
邵さんの家族と弁護士は5月21日午前8時半に邵さんを連行した警官に詳細を聞きに行ったが、当警官は案件は市公安局国保大隊(法輪功迫害の実行機関)が担当しているとして責任を逃れた。その後、家族一行はまた公安局を訪ねたが、国保大隊の隊長と副隊長は電話に出ず、家族に会う勇気もなかったという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)