【明慧日本2015年6月9日】遼寧省瀋陽市の皇姑区裁判所は3月13日、瀋陽市第一留置場で1年近く拘禁された法輪功学習者・関秀梅さん(53歳女性)に懲役3年の実刑判決を言い渡した。裁判官は判決の結果を宣告したとき、関さん1人しか立ち会っていなかった。その場で関さんは不服として、上訴することを要求した。その後、関さんは北京の弁護士を依頼し、市中級裁判所に上訴した。
関さんは、瀋陽市物資局を定年退職した従業員である。法輪功を学ぶ前、関さんは4種類の病気を患って数十年苦しめられ、極度に痩せていた。 しかし、関さんは2006年に法輪功に出会って学んでから、これらの病気が消えた。
昨年4月24日、瀋陽市和平区国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官は関さんの自宅に不法侵入し、関さんを連行した。その後、関さんは瀋陽市第一留置場に拘禁され続けた。
同日、3人の法輪功学習者と卒業したばかりの関さんの息子(法輪功を学んでいない)は関さんとともに連行された。学習者・丁麗華さんは、連行されたとき、警官に蹴られて肋骨2本を骨折した。関さんの息子は手錠をはめられて、独房に拘禁され、長時間にわたって脅迫されながら、尋問を受けた。その後、帰宅した息子は元気がなく、人見知りになり、常に怯えていた。 しかし、警官は関さんの夫と息子に「俺たちに従わなければ、関秀梅に重刑判決を下してやる」と脅迫した。
現在、長期に拘禁された関さんは重い病状が現われ、脳血流不足でよく意識を失っている状態だという。