【明慧日本2015年6月24日】中国本土では現在、各地の法輪功学習者が次々と元国家主席・江沢民を告訴している。5月25日から6月7日までに、河北省深州(せんしゅう)市の学習者129人が最高検察院に江沢民への告訴状を郵送し、江沢民に法的な制裁を要求した。
129人の学習者の多くは純朴な農民で、女性が多数を占めている。学習者たちは法輪功を学んで健康を取り戻し、道徳が向上した。しかし1999年7月、江沢民が法輪功迫害を引き起こしたため、学習者たちは連行され洗脳班・労働教養所に拘禁、金品を恐喝されるなどの迫害を受けてきた。
学習者たちが裁判所に告訴状を郵送した控え |
以下、129人の中の一部の学習者が法輪功を学んでいるとの理由で受けた迫害事実である。
張艶菊さん(37歳女性、農民)は 、2回にわたって拘禁され人身の自由を失った。さらに、警官はいつも張さんの自宅までに行って騒ぎたて、張さんに精神的迫害を加えた。
董大秀さん(71歳女性、農民)は、3回も拘禁されて強制洗脳された。警官が何度も董さんの家へ行って騒ぎ立てたため、董さんは精神的なダメージを受けた。
劉玉先さん(70歳女性 、農民)は、1999年7月20日に連行され、7日間拘留された。その後、警官は劉さんの家へ行き、劉さんに法輪功をやめるという誓約書と北京へ陳情に行かない誓約書を書かせた。
劉艶麗さん(50歳女性、農民)は 、3回連行されて2回に拘禁された。1年間の放浪生活を強いられた劉さんは何度も金品を恐喝された。
宋迎東さん(70歳男性、農民)は、1999年7月20日に陳情に行ったため、15日間拘留され、同年10月に労働教養所処分3年を科された。北京五輪前に宋さんは留置場に3カ月間拘禁され、何度も罰金を取られた。
張暁栄さん(50歳女性、農民)は、何度も家に来た村の中国共産党の幹部に、法輪功をやめることと北京へ行かないことの誓約書を書かされ、精神的苦痛を加えられた。
程富蘭さん(女性、農民)は、2011年5月25日に北京へ行って法輪功迫害の停止を求めた。1カ月間北京の留置場に拘禁された後、地元の留置場に3カ月間拘禁されて労働教養所に9カ月間拘禁された。その後、程さんは内モンゴルの留置場に11カ月間拘禁された。迫害で程さん自身も家族も心身ともに傷を負った。
闫中順さん(男性、農民)は、家財没収・罰金・拘禁・殴打・居住の監視などの迫害を受けて、死亡した。 (家族が江沢民を告訴した)
歴瑞菊さん(女性女、農民)は、2001 年3月に連行されて1カ月間留置場に拘禁され、危篤になって帰宅させられた。嫌がらせ・家財の没収・罰金などの迫害を受けた。
趙根深さん(55歳男性、農民)は、1999年8月に約2週間、毎日に公安局の政保科の警官に呼ばれ、警官のオフィスの清掃をさせられた。村幹部の監視、家宅捜索も受けた。
陳心玲さん(65歳女性、農民)は、北京へ行って法輪功迫害の停止を求めたため、連行された。その後、陳さんは放浪生活を強いられ、家族が罰金5000元を恐喝された。2003年に1カ月間、洗脳班に入れられた陳さんは、2000元罰金を支払わされた。
劉素英さん(48歳女性、農民)は、法輪功を学んで半年で、江沢民が法輪功迫害を開始し、法輪功の書籍を渡すよう強いられ、法輪功をやめる誓約書を書かされた。
康从さん(65歳女性、定年退職した教師)は、2001年5月に洗脳班に連行され、法輪功創始者を罵ることを強いられた。2001年7月、授業中の康さんは公安局の警官に生徒の目の前で手錠をはめられ、殴られ、髪の毛を掴まれ連行された。
劉夢林さん(55歳歳男性、農民)は、留置場に7カ月間拘禁された後、洗脳班に移送され2カ月間拘禁た。その後、劉さんの家庭は崩壊させられた。
王鳳改さん(56歳女性、農民)は、2001年3月12日夜、家宅捜索を受けて留置場に連行され7カ月間拘禁された。その後、安平留置場に移送され2カ月間拘禁され、懲役3年の実刑判決を下された。当時、王さんの子供2人も公安局に連れられ脅迫された。姑はひどくショックを受けたため、死亡した。
王平さん(女性、農民)は、連行され留置場に拘禁され、家宅捜索を受け、自転車・テレビ・法輪功書籍・テープレコーダーなど押収され、4000元を強請り取られた。
カク暁風さん(女性)は、拘禁4回、罰金3000元、家宅捜索2回で法輪功書籍・テレビ・DVDなどを押収された。カクさんが法輪功を学んでいるとの理由で、息子2人が外国で仕事することを許されなかった。
吉燕姿さん(53歳女性、農民)は、留置場に2週間、洗脳班に2週間拘禁され、14000元を恐喝された。家宅捜索された吉さんはテレビ・充電器・テープレコーダー・MP3・法輪功関連書籍を押収された。
そのほか学習者30人は「江沢民が法輪功への弾圧を開始して、私たちは残酷な迫害を受けました。私たちはよく嫌がらせを受け、法輪功関連の書籍も渡すよう強いられました。監視され、法輪功を学ばない誓約書、陳情に行かない誓約書を書かされ、10数年来、落ち着いて法輪功を学ぶことはできませんでした」などと、迫害された具体的事実を書き、連名で江沢民を告訴したという。