【明慧日本2015年7月5日】カナダ・バンクーバーの法輪功学習者は先月21日、中国領事館前に集まり、中国で起きている法輪功迫害の元凶・江沢民を告訴する運動を声援する活動を行った。同時に、中国で迫害を受けた数人の学習者が、江沢民を告訴する告訴状を中国最高検察院、最高裁判所あてに送った。
学習者は中国語と英語で書かれた「全世界で江沢民を審判する」「法輪功に対する迫害を停止せよ」「中国共産党を解体し、迫害を終結させよう」「法輪大法は素晴らしい」など、10数枚の横断幕を掲げた。車のクラクションを鳴らして声援する人、親指を立てて称賛する人、勝利した時のジェスチャーをする人、手を振って声援を送る人、写真を撮る人などがいた。
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中国における江沢民告訴の運動を声援し、迫害の元凶・江沢民を法の下で裁くように呼びかける法輪功学習者
何度も迫害された法輪功学習者・荊天さん一家が江沢民を告訴
中国で何度も残酷に迫害されたあと、バンクーバーに逃れた荊天さん一家は、中国最高検察院、最高裁判所あてに、江沢民を告訴する告訴状を郵送し、迫害を引き起こした江沢民が、法の下で裁かれることを待ち望んでいる。
かつて荊さんは、何種類もの病気を患っていた。部屋中、薬だらけだったが荊さんの病気は一向に治らなかった。法輪功を学び始めた荊さんは病気が完治し「真・善・忍」に基づいて生活しなければならないという理も分かった。荊さん一家は、瀋陽宇洪区図書館に、金額にすると1万元に相当する本を寄贈した。このことは99年1月の「瀋陽日報」にも報道されている。
しかし、江沢民はこのような善良な家族を表彰するのではなく、残酷な迫害を加えたのである。荊さんは「真・善・忍」に対する信念を放棄しないとして、99年に1年間、拘禁され、01年に懲役10年を宣告された。荊さんはこの理不尽な迫害に抗議をし、断食を行ったため、生命の危険に晒されて解放された。02年、荊さんは人々に法輪功迫害の実態を伝えたため拘束され、懲役13年の不当判決を宣告された。同時に荊さんの妹や弟も懲役13年を宣告された。
荊さんと妹は、断食で迫害に抵抗したため、解放された後、カナダに渡った。荊さんの母親は、中国共産党に脅迫され、恐怖と心労で死亡した。
荊さんの夫・陳松さんは、不動産の商売をしていた。夫も同じく「真・善・忍」に対する信念を放棄しないため、2回、拘禁されて残酷な拷問を受けた。刑務官は収容所にあるすべの高圧スタンガンを集め、一度に6本を使用して、彼の身体に電気ショックを加えたという。
江沢民告訴の運動を声援
大学を卒業したばかりのMcjoanさんは、数年前から法輪功の書籍を読んでいるという。彼は「中国において、中国共産党の法輪功に対する迫害は全く理不尽なことであり、元国家主席・江沢民が全責任を負わなければならない。今日、私がここに来たのは、法輪功団体を支持すると同時に、中国で起きている江沢民に対する告訴を声援するためです」と話す。