文/中国の大法弟子
【明慧日本2015年7月8日】
スリが真相を聞いた後掏ったお金を返してくれた
ある日、私は市場で野菜を売っていた人に、大法を修煉してから、自分がいかに恩恵を受けたかを話しました。野菜売りは「法輪功は私とは関係がない、私は普通に暮らしていきたいんだ、中国共産党も法輪功もどちらにも関わりたくない」と言いました。
私は彼に「善悪の前では中立はありません。邪悪が善良を迫害するのを無視するのは邪悪を許すことになります。神は人の心を見ており、善を支持するか、無関心でいるか、または、邪悪を手伝って悪事を働く、それは自分の未来を自分で選択することになります」と言いました。
そして買った野菜の代金を払う時に、私は自分のお金が全部無くなっている事に気づきました。スリが私が話している間に、私の鞄の中のお金を全部盗んでていたのです。「あれ、私のお金は?」と私がびっくりしていると、そのスリは後ろに立っていて「あんたのお金ならここにある、一文もなくなっていない、数えてみてくれ」と言い、私のお金を返すと、慌てて逃げ去りました。
野菜売りは私に「あなたはあのスリを知っているのか?」と聞くと、わたしは知らないと答えました。彼は「スリはあなたのお金を盗んだのに、なぜ逃げなかったのだろう? しかもお金を返してくれるなんで、本当に法輪功は不思議だ」と言いました。私は「私は大法弟子で、私に大法のお守りがあります。大法弟子が作ったお守りにはエネルギーがあるから、常に『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を念じると、安らぎを得られます」と言いました。
野菜売りは「お守りはまだありますか? 私に一つもらえませんか。私はこの目で見ないと信じられないんだ。普段スリはお金を盗んだら、逃げるものだが、さっきのスリは逃げずにお金を返した。これは本当に不思議なことだ。ぜひ三退をさせて下さい」と言いました。
私はあなたを待っていた
私は年末年始になると、天気に関係なく、リュックサックを背負って遠い田舎へ出向き、真相資料や神韻DVD、大法弟子が書いた対聯[たいれん](旧正月に門や入り口の框[かまち]に張る、めでたい文句を赤紙に書いたもの)などを配り、法輪功に対する迫害を反対する署名を集めたりしています。
ある日、私は午後2時から6時まで歩いていて、上り坂や下り坂、でこぼこ道を歩いたりして、靴ずれができ、爪の色は変わってしまいました。私は方向が分からなくなり、道に迷ってしまいました。日が暮れてきて、仕方がないので、数十元を払ってオートバイタクシーに乗って家に帰りました。ある人は真相が分かって感動し、「あなたはなんて良い人なんでしょう、この年の暮に家で団らんもせず、真相資料を配っているとは」と言い、食事に誘ってくれました。
年が明けてから、大雪が降りました。私は田舎へ真相資料を配りに行きました。山に入るいると、歩いても歩いても村は見えず、そうしているうちに家の門の外におばあさんが立っているのが見えました。そのおばあさんに町へ帰る道を尋ねると、道を教えてくれました。私はおばあさんに法輪功の真相を伝え、神韻DVDを渡し、これを見ると恩恵を受けると伝えました。おばあさんは、「私は目が見えないので、どうやってみたらいいのでしょう?」と聞きました。私は「このDVDは聞くだけでも大丈夫ですよ」と言いました。
しばらくして、そのおばあさんに再び会った時、おばあさんは私の手を握って「ありがとう、ありがとう、神韻DVDを聞いた後、私の目はよく見えるようになった。おかげでもう手術しなくてもよくなった。本当に不思議です」と言いました。
そしておばあさんは「私はあなたをずっと待っていた。神様は本当に人を救いにやってきたんだね。どうか私に法輪功の動作を教えて下さい」と言いました。