【明慧日本2015年7月7日】黒竜江省の牡丹江市の愛民裁判所は6月29、30日、真・善・忍を信奉する張玉堂さん(62)と関日安さんに対して不正裁判を行った。張さんは29日、裁判所で暴行を加えられて3回も嘔吐し、関さんは手錠をきつくはめられ、血が流れ出た。
張玉堂さん
関日安さん
2人の学習者は裁判所で特殊な鉄の椅子に縛られ、体を固定された。椅子の前に鉄の棒があり、少しでも動くと、法廷の警官が背もたれを突然前に倒し、学習者は背もたれと鉄の棒に挟まれた。
裁判長は7、8人の警官を呼び、2人に手枷足枷をつけ、暴行を加えさせた。警官は関さんを押さえつけ、裁判を続けさせた。弁護士の再三にわたる要求のもとで、腕から血が出ていた関さんはやっと応急処置を受けた。
張さんは長期にわたって迫害されたため、脳梗塞を患い、2回公安病院に入院して治療を受けた。裁判の期間中、張さんはさらに暴行され、再び公安病院に運ばれた。体が痩せ、極めて弱くなり、頭痛もがまんできないほどだったが、裁判官らは全く意に介さず、張さんを押さえつけたまま、裁判を続けさせた。張さんは苦しみに耐えられず、29日午前、裁判所で激しく嘔吐したが、それでもなお裁判は続けられた。
裁判所の内外では、パトカー、警官、私服警官で埋め尽くされ、裁判所にかけつけた学習者の家族や市民は入廷を阻止された。弁護士は、法廷の違法行為を非難した。法廷内では、学習者の家族2人だけが傍聴でき、それ以外は全て公安局の関係者ばかりだった。さらに法廷で、警官は学習者の家族を殴打したという。