【明慧日本2015年7月13日】韓国でこのほど、「2015年国際看護師大会」が開催された。世界各国から集まった参加者のうち900人以上が、中国共産党による法輪功学習者からの臓器狩り停止を国連に求める署名に協力した。また、日本、韓国、マレーシアなどから参加した看護師は、共産党による臓器狩りの証拠28事例を提出した。中国本土から訪れた2人の看護師は、臓器狩りは事実で、今も秘密裏に行われていること、自身も関わったことがあると証言した。
国際看護師大会は、国際看護師理事会が主催する活動で、毎年開催されている。今年の大会は6月9日から23日までソウルで実施され、世界135カ国の医療界の代表と看護師、計12,000人以上が参加した。
大会の期間中、韓国の非政府組織「国際臓器倫理協会」(IAEOT)と「臓器の強制摘出に反対する医師団」(DAFOH)がブースを設置し、共産党による法輪功学習者の臓器狩りの事実を説明し、国連に提出する署名を集めた。
中国本土から来た2人の看護師は、ブースの前で「これらは全て事実で、私達は全部知っています。しかし、全過程が秘密裏で行われているので、従うしかなかったのです」と述べた。また、報告された28事例は、腎臓が18件、肝臓6件である。移植手術が行われた期間は、2000年以前が2件、2000〜2010年は18件、2012〜2014年は6件であった。
参加者の中で、日本から来た助産師は、「このような悪事が起きているとは思いもしませんでした」と語る。彼女はアメリカに研究所を設立してあり、日本とアメリカで活動し、もっと多くの人に中国共産党による不正な臓器移植について知らせたいと話した。
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