【明慧日本2015年7月17日】
数年前の事だった。四川南充市でタクシーに乗った私は運転手に法輪大法の真相を伝え、「三退して平安を守るように」と教えると、運転手は迷わず中国共産党を脱退することに同意した。
運転手は「以前、兵隊だったとき、1989年に鄧小平が北京天安門での愛国運動の大学生を武力鎮圧した時、所属する部隊が参与したが、自分は学生に同情して、発砲しなかった」と言った。「共産党が一貫して偽造品を作る」ことに言及した時、彼は「1989年中国共産党は学生を武力鎮圧する目的を達成するため、学生の愛国運動を『暴動』だと決めつけ、軍用車を焼いたと学生たちを陥れたが、実はあの軍用車は部隊の中で使えなくなった軍用車を1台探して自ら火をつけて燃やし、その罪を学生になすりつけたのだ」と話した。
途中で、運転手は「大法のお守りがありますか?」と私に聞き、私はその時手元に持っていなくて、とても残念だった。そのとき運転手は彼の家で発生した出来事を教えてくれ、私はとても驚いた。
運転手と妻は1台の自家のタクシーを使い、2人で昼夜交替して運転していた。ある日の夜、運転は妻の番になった。3人の男が乗車した後に、具体的な場所を告げないで、城外へと言い、「すぐ前に」と言った。
妻はずっと運転して、「もう着きましたか?」と聞くと、彼らは「まだ前だ」と言い、このように何度も繰り返して、車は市外の無人の場所に着いた。3人の男は停止を指示したあと、直ちに凶暴な正体を現し、その中の1人は刃物を持って妻に、「金を出せ!」と脅した。
妻は驚き呆然として、「私は手元に90数元しかない」と言いながら、財布に触ると、突然法輪功の学習者からもらったお守りが手に触れ、法輪功の学習者から教えてもらった、「危難に会った時、『法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!』と念じなさい」という話を思い出した妻は心の中で、「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!」と念じて李洪志師父に救いを求めた。その瞬間、3人の悪者は動けなくなり、声も出せなかった。妻はこの状況を見て、直ちに彼らを下車させた。
恐怖で心が乱れていた妻は直ちに運転して逃げたが、家に帰っても、依然として驚きと恐れは止まらなかった。
このことを経験した後、夫婦は「大法は人を助けることができる」と深く信じるようになった。お守りが一つしかないため、彼らは「運転する者がお守りを身に付けることにしよう」と相談して決めた。