【明慧日本2015年8月5日】遼寧省凌海(りょうかい)人民検察庁の元検察官・李義強さんは先日、最高検察庁と最高裁判所に法輪功迫害を引き起こした元国家主席・江沢民に対する告訴状を郵送した。
1999年7.20、中国共産党の元書記・江沢民が権力を駆使し、全国のメディアを利用して一斉に法輪功に対する誹謗中傷を開始した。それと同時に、法輪功学習者に対する迫害も始めた。
李さんは、法輪功を学んでいるとの理由で迫害された。
2000年2月4日、李さんは法輪功の無実を訴えるために上京したが、警官により不当に連行されて拘留された。その4日後、李さんは地元に送還され、尋問を受けた。45日間、拘禁された李さんは不当に公職を剥奪された。
2001年12月25日、大凌河(だいりょうが)公安支局の警官が突然、李さんの自宅に不法に押し入り「社会秩序を乱した」との理由で、読書中の李さんを連行し、拘留所に拘禁した。
拘留所で李さんは5回、灌食された。その後、極度に痩せ細った李さんは衰弱し、2002年1月3日に帰宅させられた。
李さんは告訴状に「私は1995年5月に法輪功を学び始めましたが、数年間、患っていたリュウマチの症状が消え、短気な性格も直りました。しかし、江沢民が法輪功迫害を発動したことで、私も家族も迫害を加えられました。ですから、私は江沢民を告訴します。江沢民に刑事責任を追及し、精神的・経済的な賠償をしてもらいたいのです」と述べた。