文/中国の大法弟子
【明慧日本2015年8月6日】私は1994年に師範学校に入学しました。まだ18歳だった私はクラスメイトから借りた法輪大法の書籍を読みました。そのクライスメイトに根基があると言われましたが、当時の私はそれが何を意味しているのかは全く理解できていませんでした。その時は、自分が興味を持っている部分しか読まず、何度か実家の裏にある学法チームで、録音カセットを聞きました。1999年に中国共産党が法輪功への迫害を始めた後、同修でもある母が修煉を続けていたことで、ようやく私も正式に大法を修煉し始めました。本当の修煉者になれたことを師父に感謝いたします。
幼児教育の中で大法を実証する
私が大法を修煉していることを学校内で知らない人はいません。そのため、私に対する要求も厳しくなっています。毎日の生活の中で、我々と縁がある者は皆救うべき対象です。我々の一つの言葉や一つの行動で、世間は大法への認識を変えるかもしれません。これまで仕事の面で、積極的に取り組み、全く文句を言わなかったため、評判も良かったと思います。今年の卒業生を送った後、新しい1年生を教えることになりました。はじめは、クラス分けの話は持ち込まれませんでしたが、私を知っている人は皆、それぞれの友人に子供を私のクラスに送るよう勧めました。ある幼稚園の何十人もの生徒が私のクラスを選択した話もありましたので、クラス分けの話が持ち込まれました。
それでも、様々な方法で私のクラスに入りたがる人は少なくありませんでした。これは彼らの選択です。私は縁のある子供は私のクラスに来てくださいと発正念をしました。校長先生は私の人格と能力を知っていましたが、私のクラスに入りたいと、電話までかけてきたことには、校長先生でさえ驚きました。今、私のクラスには60人以上の生徒がいます。ほかのクラスより、10人以上多いのです。
私は1997年から、この仕事に就いてきましたが、14年の中で、卒業生を送ったのはこのクラスだけでした。真面目に仕事に取り組み、何も争わず、何も横取りしませんでした。上司から与えられた仕事は真剣に取り組みました。誰も1年生の担任をしたがりませんでしたが、私は3、4回教えました。このようにして、私は自らの行動で、同僚に真相を伝えるための基礎を固めました。修煉者として、上司や同僚の先生方、保護者に認めてもらうには、まず、自分を修めることが大切です。毎回の授業を真面目にやり、学校の仕事はすべて真剣に取り組み、一人ひとりの生徒に責任をもって接しなければなりません。
大法が私に知恵を与えてくださったおかげで、すべての仕事を見事に成し遂げることができました。例えば、理事会の先生方が授業参観をするとき、上司は、彼らを私のクラスに入れました。全く準備などしませんでしたが、私は緊張せず、師父が見てくださっていると信じていました。そして、予想通り、結果はとても良く、生徒たちの態度も素晴らしかったのです。普段から真面目に授業をしていますので、子供たちの思考や、表現能力はすでに鍛えられていました。今年度のクラスの生徒たちが卒業するとき、私は、「この6年間、私たちは毎日顔を合わせてきました。あなたたちは私の家族も同然です。このクラスの子供は皆かわいいです。心は顔に現れますので、このクラスは皆優しい子ばかりです。あなたたちも知っているように、先生は法輪大法を修煉しています。ですから、あなたたちも『法輪大法は素晴らしい』、『真善忍は素晴らしい』を覚えてください。ここに、いくつかのお守りがあります。以前、先生からもらった生徒は、遠慮してください。これから、トラブルや危険な目に遭った時は、先生の言葉を思い出してください。あなたたちの幸せをずっと願っています」と、生徒たちに話しました。これは修煉者に対する大法の要求でもあるため、私も自分の生徒にこのように教えました。
この生徒たちが少年先鋒隊に入ってすぐに、私は彼らに「脱退」をさせました。普段は、大法が迫害されている真相や修煉体験などの物語を授業内容に入れて生徒たちに教えました。天安門での焼身自殺の真相について話したこともありました。気管が焼けているにも関わらず歌うこともできたことや、ソーダーのボトルが焼けていなかったことなどについて詳しく話しました。真の愛国者についても話しました。国を愛することは共産党を愛することでありません。「韓信が人の股下をくぐった」昔話もしました。これらの真相や師父の説法を教科書と合わせて、どのように良い人になるかを生徒たちに教えました。そして、昔話を通じて、生徒たちに世間の是非や、善悪、良し悪しの区別について教えたこともあります。外国の子供たちは少年先鋒隊などに入らないことや、本当に対日しているのは誰なのか、そして、共産党が法輪功修煉者の臓器を摘出していることについても授業の中で話しました。毒米や毒ミルク、四川大地震などを結び合わせて生徒たちの視野を広げたり、正義感を養ったりしてきました。
また、生徒の保護者も真相を伝える対象です。様々な物や欲が流行しているこの世の中で、何ものにも目をくれずに清らかでいることは、とても困難なことです。しかし、大法を修煉している者は名誉や利益を重んじません。保護者からのすべての賄賂や贈り物を受け取らないことは自分自身に対する要求ですので、ほとんどの保護者が私の行動に感心しています。何人かの保護者には真相を伝えたことがあります。私に物を贈るのは、他でもなく、私の人格に惹かれただけだというので、何人かの保護者の心からの贈り物は受け取りましが、そのお返しに、私も彼らの子供たちにプレゼントをあげました。その保護者達は大法を良いと思い、共産党を脱退した者もいます。
学校内では、同僚たちに真相を伝え、脱退を勧めました。共産党を脱退した先生は結構いましたが、しない先生もいます。例え脱退していない先生も我々の身なりや行動、仕草などから大法の素晴らしさを見ていますので、我々修煉者は真面目に仕事をしなければなりません。真面目に仕事をすることも大法を実証しているのです。
普段の生活の中で大法を実証する
身の回りには同僚や生徒以外にも、友人と親戚がいます。いまでも連絡を取り合っている友人は皆私が修煉していることを知っていますし、私がよい人であると信じています。同窓会などで会う時に、彼らに真相カレンダーを配ったり、脱退を勧めたりしました。夫の母は父を失ってから、私たちと都会で何年も暮らしてきました。姑は母が持っている土地を使い、畑を耕し始めました。30~40ムーあたりの収入は結構な額になりますので、毎年、母に3千元から6千元のお金を渡していました。何年か前まで、姑は母の家を借りていましたが、後に中央に庭を囲んだ四角い家を買いたいということで、2万元を貸しました(借用書を書いてもらいました)。姑の夫は以前に宝くじで結構な額をなくしたことがあります。私は損得をいわず、姑の家族と仲良くしていますし、彼らも大法が素晴らしいことを認めています。修煉であれば、これは自分自身の心性を高めるための出来事であると、誰もが気づくでしょう。修煉者は損得を気にせず、利益を重んじる心を取り除かねばなりません。
ここで話したいことがあります。夏休みに入った最初の夜の事でした。その日は金曜日で、同修の家からの帰り道で起こったことでした。私は子供を電動式の自転車に乗せて、真相シールを張っていました。すべて張り終えて、帰り道を急いでいるとき、急速にバックしてきたタクシーと衝突してしまいました。私たち親子はすぐに、「大丈夫だ、師父が見ておられる」という念が頭に浮かびました。すると、私たちは本当に何ごともなかったのです。あれはまさに命を奪われてしまうほどの事故で、『轉法輪』の第三講に載っている通りの事件でした。運転手は女性に運転を教えていたのです。車を降りた2人は口喧嘩になったと説明し、謝ってきました。「私は法輪大法を修煉していて、師父のご加護があるから無事でいられました。私たちでよかったですね。もう大丈夫ですから、行って構いませんよ」と、答えました。私の言葉に運転手は「よい人に会った」と感動しました。周りの人々も「この運転手はよい人に会った、相手が法輪大法を修煉していてよかった」と言っていました。そして、運転手の彼女は事故の事に驚いて大泣きしていました。これを機に、私はタクシーの運転手とその彼女に共産党から脱退させました。私は何ごともなかったのですが、息子は右腕を擦りむきましたが、2週間ほどで全癒しました。
師父が修煉者のためにしてくださったことには感謝してもしきれません、ただ精進するのみです。