【明慧日本2015年8月10日】山東省栄成市の裁判所は5月11日午前9時頃、法輪功学習者・張宝金さんに対して秘密裏に裁判を行い、不当判決を企てた。張さんは、自分が迫害を受けた情況や、信仰の合法性から、法輪功を学んだあとに健康な体を得るまでの事実を訴えて自分の無罪を主張した。
張さんの家族は裁判所へ行き、裁判長の裁判の違法性を強く非難した。にもかかわらず、裁判長は、自分の非を認めず、懲役4年を宣告したのは自分の意思ではなく、検察庁に任せた結果だと無責任な発言をした。こうして2か月間、張さんの無罪を訴えたり、解放を求めたりしたが、家族は無視され続けたという。
7月13日、家族は再度、留置場で張さんとの面会を申請したが、張さんはすでにいなかった。家族が張さんの行方を聞いても、施設側は家族の焦りと怒りを無視し、何も教えずに「秘密だよ」と軽蔑した態度で答えた。
翌日、家族は栄成市の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)に電話をかけて張さんを探した。こうして、各地の部門に聞いても、張さんの行方の回答は得られなかった。
現在、張さんは山東省刑務所の第11号監獄区に拘禁されているという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)